- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883999941
感想・レビュー・書評
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社内の本棚にあったので読んでみた(そこにあることはどうかと思うが)。面白かった。当たり前だと思っていたことが実は会社が「してくれていた」ことだったと知って驚いた。就業規則と照らし合わせながら読みたい。
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経営者視点で、鋭く労働法を解説しています。
法律違反はいけませんが、過剰に手厚くする必要もありません。
誤解しやすいポイントを適切に指摘しています。 -
勤務時間7時間の会社の時間外手当の取扱いや、家族手当に対する考え方(不平等である)など、今までよく知らなかったことであり、大変勉強になりました。
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無知とは本当に怖い。と思わされる書籍。
この書籍の内容を終始鵜呑みにする必要は無いが、勤務先の労働規則と見比べる必要はある。
また、独立企業を目指している実業家の皆様にも、通読を勧めます。労働規則は制定時が肝心です。 -
中小企業経営者の無知に付け込んで無難題を吹っかけてくるモンスター社員やユニオンから会社を守るためにはどうしたらいいのか。
タイトルから想像するに「残業代」に関する専門の本かと思いきや、労働条件と就業規則に関する幅広い内容の本でした。
著者は、極力専門用語の使用を避けて平易な記述に努めています。
実は、専門家が専門用語を駆使して書くのは当たり前。本当の知識がなければ、平易な記述はできません。
労働法の素人である中小企業経営者向けに書かれた本とはいえ、我々社労士が読んでも、ハッと気づかされる点がいくつもあります。 -
ケチケチ社長指南。
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法には「しなくてはならない」ことと「してはいけない」ことしか規定されていないが、実務上大事なことは「しなくてもよい」こと。が、普通の会社は「しなくてもよい」ことまで就業規則に決められており、余計な出費を重ねている。本書では各種手当て、有給、休職など、よくありがちな間違い(よい労働条件)が具体的に示されているが、就業規則は勝手に改悪できない(改正にあたっては労働者の同意が必要なので、事実上不可能)のがちょっと残念。