coyote(コヨーテ)No.8 特集・沢木耕太郎「深夜特急ノート」旅がはじまる時

著者 :
制作 : 新井敏記 
  • スイッチパブリッシング
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本棚登録 : 113
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884181390

感想・レビュー・書評

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  • 「深夜特急」にまつわるあれやこれやを集めたもの、一種のメーキングと思ってもらえれば良い。
    「深夜特急」の1,2巻は1986年10月、第3巻は遅れて1992年の10月に発行されている。第3巻の発行からでも30年近くが経つ。今でこそ、このような放浪の旅、若者の貧乏旅は珍しくもないが、当時は相当に新鮮だったし、沢木耕太郎を真似て旅立った若者も多いと思う。
    「深夜特急」は、私にとっても、今でもベストの旅行記。沢木耕太郎全集の「ミッドナイトエクスプレス」の感想に書いたので、ここでは繰り返さないが、この本は、私の人生にも影響を与えてくれた。私は私の人生を、ある意味、気に入っているので、この本は恩人のような部分もある。

    オリジナルの「深夜特急」を読んだのは、第3巻が発行された直後。久しぶりに、「深夜特急」の世界に触れることが出来て、良い時間を過ごすことが出来た。

  • 【115】
    2013.7.8読了

  • もはやふつーには売ってないので、ネットで購入しました。

    読み出すと、雑誌なだけにそっこーで読めちゃいます。

    深夜特急好きにはたまらない一品でしょうねこれは。

    深夜特急の背景や実態、関係者の話など収められていて違う角度からの
    深夜特急が楽しめます!

    そしてまた旅に出たくなるんだな~。

  • 「深夜特急」の裏側やいきさつなどが書かれています。沢木さんが旅先で撮った写真や、短編として雑誌に載った香港の紀行文の原文なども掲載されています。

  • 深夜特急好きな人はぜひ。ロンドンの後の話などや、そのたびでの写真もたくさん。

  • 特集『深夜特急』ノート
    沢木耕太郎 旅がはじまる時
    深夜特急の旅はどのようにはじまったのか

  • 沢木耕太郎『深夜特急』の大特集。たんと詰まって読み応えあり。

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著者プロフィール

1954年茨城県生まれ、日本大学芸術学部芸術研究所卒。1981年、南青山に事務所ISSUE.Inc.設立。雑誌「ISSUE」発行。POPEYE編集部にてインタビュー雑誌について片岡義男の薫陶を受ける。1984年ブルース・スプリングスティーンを全米各地に追う。フジパシフィック音楽出版社でSWITCH という音楽レーベルスタート。タブロイドの季刊誌として「SWITCH」発行。1985年、カルチャー雑誌「SWITCH」創刊。5号目から念願の沢木耕太郎の「246」の連載がスタート。1986年、佐野元春『THIS』第2期・第3期の編集責任者となる。1991年、新しい文芸誌「LITERARY SWITCH」創刊。大江健三郎、池澤夏樹などの書き下ろし短篇を掲載。1994年弁株式会社スイッチ・パブリッシング設立。2001年「paperback」発行、2004年旅をモチーフとした雑誌「Coyote」を創刊。2013年、柴田元幸責任編集「MONKEY」創刊。2015年、伊丹十三賞受賞。2021年「ISSUE」復刊、第一号特集は「和田誠のたね」とする。

「2022年 『編集とは何か。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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