MONKEY vol.10 映画を夢みて

制作 : 柴田 元幸  ポール・オースター  カズオ・イシグロ  西川 美和  ジャック・ロンドン 
  • スイッチパブリッシング
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・雑誌 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884184094

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  • ワタシの定番『MONKEY』のvol. 10。前号のvol. 9は今ひとつワタシには入ってこなかったのだけれど、今号はそれを補って余りある内容。と言うか、これまでの『MONKEY』の中でも屈指の出来。中でも、特集「映画を夢みて」の中の3本が秀逸で、一気読み。
    まず、最初はワタシが大好きな作家ポール・オースターの「映画に打たれて」 これは『縮みゆく人間』という映画を観た当時10歳のオースター少年に、オースター自身が語りかけると言う切り口で、少年が受けた衝撃を綴ったもの。もちろん、訳は『MONKEY』編集者の柴田元幸。オースターを知り尽くした彼の訳はもう名文と言える域に達していて、オースター少年の衝撃がじわじわと伝わってくる。
    二つ目は、今や時の人となったカズオ・イシグロが、1986年に放送されたBBCのテレビドラマ向けに書いた脚本。幽霊を食べようと企てているグルメな男が主人公という、何とも奇天烈な設定が今のイシグロのイメージと合わないところが、何ともおかしい。
    そして、三つ目は、映画監督・西川美和の短編と、彼女へのインタビュー。西川の名前は知っていたものの、作品については全く触れたことがなかったのだが、この短編とインタビューを読んで、もうこの監督の映画を観ない理由がなくなった。『MONKEY』を通じて海外の作家を知ることは常にあったが、まさか日本の映画監督を知ることになろうとは。

  • 特集 映画を夢みて 
    偽映画ポスターたのしい。
    スティーブ・エリクソン編集長の文芸誌”Black Clock” が気になる。
    ポール・オースターの ”映画に打たれて-『縮みゆく人間』”
    『内面からの報告書』『冬の日誌』読みたいのだが一部だけでも読めてよかった。
    カズオ・イシグロの“ザ・グルメ”
    すごくおもしろいテレビドラマ脚本。映像で観てみたいなあ。
    西川美和さんの短篇『我が心のデルフィーヌ』
    とインタビュー“映画と小説、物語を語ること”
    脚本家・監督からみた小説のとらえかたに、ほー、なるほどと。
    戌井昭人さんの「とりとめもなく、音楽と映画について、書いてきました」。
    映画をよく観て、音楽をよく聴いてきた人なんだとよくわかった。

  • Monkey vol.10 映画を夢みて

    仮想映画ポスターなど視覚にも楽しませてもらえた。
    映画が観たくなるテーマ。

    ついに2ケタの発刊ということで、
    これからも長く続いて欲しい。

    縮みゆく人間もポール・オースターも好きなので、
    「映画に打たれて」は楽しめた。

    改めて哲学的な問いかけのある作品だと思った。

    カズオ・イシグロの「ザ・グルメ」も面白かった。
    オドロオドロしさ。人間の欲。

    西川美和の短編+インタビューも良い。
    とても贅沢な構成。「永い言い訳」はDVDが出たら見に行こうと思う。

  • 西川さんの、短編小説?を読んでとても良かったです!

  • 特集:映画を夢みて
    西川美和監督インタビューと短編小説。

  • オースターとカズオイシグロと西川美和の三人で大半を占めてるけどどれも正直微妙かな。

  • 今回は映画特集。

    ポールオースターの映画的な話やカズオイシグロの脚本が載っています。

    読者から募集した映画にしたい小話が興味深い。

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