アメリカン・マスターピース 古典篇 (SWITCH LIBRARY 柴田元幸翻訳叢書)

著者 :
  • スイッチパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884184339

作品紹介・あらすじ

アメリカ文学史がはじまった時点から、19‐20世紀の世紀転換点までに書かれた短篇のなかから、編訳者が長年愛読し、かつほとんどの場合は世に名作の誉れ高い作品ばかりを集めた、ザ・ベスト・オブ・ザ・ベストの選集。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳家の柴田元幸氏が、19世紀から20世紀に入るまでに書かれたアメリカの名作短編を集めたアンソロジー。
    収められている短編は、ナサニエル・ホーソーン『ウェイクフィールド』、エドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人』、ハーマン・メルヴィル『書写人バートルビー ウォール街の物語』、エミリー・ディキンソン『詩』、マーク・トウェイン『ジム・スマイリーと彼の跳び蛙』、ヘンリー・ジェームズ『本物』、O・ヘンリー『賢者の贈り物』、ジャック・ロンドン『火を熾す』の8編。
    既読は『モルグ街の殺人』と『賢者の贈り物』のみだが、アメリカ文学にそれほど詳しくない私でも、別の作品で著者を知っているものがほとんどだった。

    さすがに名作を集めただけあって、どの短編もすべてよかったが(エミリー・ディキンソンは文字通り「詩」なので短編ではない)、あえて選ぶとしたら、『本物』と『火を熾す』。

    『本物』は、落ちぶれた良家の夫婦が挿絵のモデルの仕事を求めて主人公のアトリエを訪れる話。「見栄えがする」ことを武器として社交界の中で渡り歩いてきた彼らが、自分たちは本物だから、と紳士や貴婦人のモデルになるのだが、なぜか下町の娘や小間使いの男がするモデルよりもしっくりこない。彼らがプライドを捨て去っていく様子がなんとも残酷で痛々しく、だからこそ忘れられない余韻を残す。

    『火を熾す』は、極寒の地で犬と共に一人で仲間との合流を目指す男の話。長老の警告に耳を貸さず、零下80度近くの中を歩く彼は、途中薄い氷を踏み抜いて足を濡らしてしまう。何とか火を熾してほっとする彼だが、思わぬ事態が起こる。
    火を熾すという行為に命を懸ける主人公と、無情な自然の力。人間とは自然の中ではかくもちっぽけなものなのだ、ということを、恐れと共に感じさせる迫力ある短編。

    色々な作家の名作を一冊で味わうことができてなんだか得をした気分。これを機会に掲載された作家の他の作品も読みたくなった。

  • このアンソロジーはアメリカの作家の魅力的な作品を集めたもので、いろんなテイストが味わえてとても楽しい。柴田元幸さんの翻訳下ろしもあったりするのでお得感満載です。しかも、私の好きなボルヘスの「バベルの図書館」メンバー(★)も沢山入っている! かなり嬉しくて思わずにやりとしてしまいました。

    *ナサニエル・ホーソーン『ウェイクフィールド』★
    *エドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人』★
    *ハーマン・メルヴィル 『書写人バートルビー』★
    *エミリー・ディキンソン 詩
    *マーク・トウェイン 『ジム・スマイリーと彼の飛び蛙』
    *ヘンリー・ジェイムズ『本物』★
    *O・ヘンリー『賢者の贈り物』
    *ジャック・ロンドン『火を熾す』★

    今回、柴田さん訳で私がもっとも読みたかったのは、ヘンリー・ジェイムズとジャック・ロンドン。対照的な二人で素晴らしい。ジェイムズは独特の文体なので面食らってしまいましたが、読んでいるうちに、その心理描写の妙に引き込まれ、ジェイムズのもってまわったような曖昧さを楽しみました。
    それに対し、ジャック・ロンドンは、カナダやアラスカの極北での体験を活かし、冒頭から臨場感に溢れています。主語と動詞で成り立っているような――美文調の文学とは異なる――質実剛健でリーダブルな作品。目を奪われたのは、彼のストーリー展開や物語の終わらせ方。目の前に映像が立ち上がってくるような迫力と独特の寂寥感が漂っています。

    こういう上手いアンソロジーはいいですね~。それぞれ読み手の興味にマッチするだけではなく、気に入った作者の他の作品への架け橋にもなります。さらには同時代の他の作者へのガイダンスにもなって。またその作者たちの作品が生まれた時代(作品に滲み出る時代精神のようなもの)と、それが生まれた場所が、やんわり緩やかに繋がるよう……。そうやって時空が繋がれば、よりダイナミックな様相になって、わくわく楽しくなります♪

  • またまた『翻訳文学試食会』# 6紹介されていたハーマン・メルヴィル『書写人バートルビー ウォール街の物語』を読もうと手に取った本書。

    翻訳の名手が、書名のとおりマスターピースを選んだのだから、評価が高くなるは当然か。

    中でもお気に入りは、ハーマン・メルヴィル『書写人バートルビー ウォール街の物語』とエドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人』、そしてジャック・ロンドン『火を熾す』。

    『書写人バートルビー ウォール街の物語』は、大東さんも干場さん@翻訳文学試食会で激賞されていた。私主人公(語り手)の弁護士の、だんだん自分の判断に自信を無くしていくさまが、日常生活でも結構怒ってるんではないかと、とても不気味な味わいだった。
    『モルグ街の殺人』は、作者ともども名前と犯人は知っていたものの(コナン君ありがとう)、実際に読んだのは初めて。シャーロックホームズは全作品読んでいるため、最初ホームズとのあまりの類似性に驚かされたが、途中で逆であることに気づかされた。ホームズの方が、モルグ街を下敷きにして誕生した探偵なのだ(今更だが、私にとっては新鮮)。現代的な目で見ると結末に少し強引なところがみられるものの、それ以外は、推理小説として面白く読めた。それにしても近代に出来上がった大都市って、孤独な人が多いな。

    『火を熾す』。この小説、登場人物はたった一人(と犬一匹)。んで、極限の寒さと戦っているだけ。タイトルどおり火を熾そうとしているだけ。要約するとこれだけなのですが、そんな極寒を体験したことはない私のような人間でも、「あかん、死んでしまう」と、何回か本を閉じそうになってしまうほどの、迫力のある表現とと、引き締まった文章に圧倒された。あと、なぜ犬を信じないのだろうと、結末で感じさせられた。

  • メルヴィル『書写人バートルビー』目当て。どれも描かれる風俗や言い回しが古いけれど、面白かった。『モルグ街の殺人』は『ポオ小説全集3』の丸谷才一訳とつき合わせて、細かい部分特に会話の言葉づかいの違いで受ける印象が変わるのを楽しんだ。白眉はエミリー・ディキンソンの詩。最初の詩、たった3行で、風が舞い上がり、目の前が横に、奥に広がる。すごい!

  • 日本において20世紀以降のアメリカ文学を紹介する一流の学者であり翻訳家である著者が、古典・準古典・現代という3つの時間軸で、それぞれの短編傑作を新訳して紹介するというコンセプトの1冊。本作はこの第一作としての古典篇である。

    扱われている作家はナサニエル・ホーソーンにはじまりエドガー・アラン・ポー、ハーマン・メルヴィル、マーク・トウェイン、O・ヘンリー、そして著者の翻訳の中でも最も個人的に愛好しているジャック・ロンドンと、アメリカ文学黎明期の時代を彩る作家として誰しもが名前は聞いたことがある作家ばかりである。

    一方で、だとしても実際に読んだことがあるかと言われれば全く話は別であり、比較的アメリカ文学を愛好する自身でも実はメルヴィルやポーの作品はちゃんと通っていなかったりもして、著者の優れた目利き力によって厳選された作品集というのもあり、お世辞でなく所収作の全てが面白かった。文学作品としての洗練具合でいえば、当然時代が時代だけにまだ荒い部分もあれど、当時のアメリカ社会とその時代を生きる同世代人の造形などを知れる点も含めて、やはり文学というものの面白さを再確認させてくれる。

  • 『問題を解明する能力は、数学を学ぶことによって大いに強化されうる。とりわけ、数学のなかで最も高度な、単にその遡行的な手順ゆえ不当にも解析学なる名で片付けられてきた分野を学ぶことによって。だが計算すること自体は分析ではない』―『モルグ街の殺人』

    柴田元幸翻訳叢書の一冊を手に取る。理由はもちろん柴田さんの日本語を読みたいから。期待通りの読書。

    言ってみれば、個々の短篇の内容は多かれ少なかれ知られていて(そりゃそうでしょう、古典、なんだから)、一々物語の内容でハッとするようなことはない筈なのだけれど、帯の謳い文句にあるようにどれもが、「まるで最新作のよう」に感じられるというのは確かに読んでみて妥当な評のように思える。つまり、言い換えれば、知っている物語なのにその文字列には新鮮さがある、ということ。そして、これは古典ゆえに起こり得る事なのかも知れないけれど、あれ、こんな文章があったっけ、と虚を突かれたような文章に其処彼処で巡り会う。

    例えばエドガー・アラン・ポーの推理小説の古典とされる「モルグ街の殺人」では、デュパンなる安楽椅子探偵的主人公とその友人で物語の筆記者である一人称の登場人物たちの推理を楽しむ訳だけれど、前段に随分と説教くさいことが書いてある。そんな文章があることは覚えていたけれど、かつて恐らく読み飛ばしていたであろうその文章を柴田さんの日本語で読むと、今のご時代に生きるものとして学ぶべき教訓のようなことが全く古びることなく語られていることに気づき、ああやはりポーは真に異才の人だったのだなあ、との感慨も胸に浮かぶ(とは、変な読みではあると、我ながら思うけれども)。例えば冒頭の引用など昨今の機械学習による結果重視の傾向に対する警句のようにも読んでしまうのだけれど、それは穿ち過ぎか。

    柴田さんの日本語といえばどうしてもポール・オースターの翻訳が思い浮かぶのだけれど、ちょっと真面目な顔をしながら人を騙すような雰囲気のあるオースターの文章をこなれた日本語に移し換えた如何にも人の良さそうな柴田さんの日本語というのが、自分の中での典型的な柴田元幸節とでもいうもの。けれど、この古典編の翻訳では、元の少々古めかしい雰囲気の英語の文章があるのだろうなと想像させる、生真面目で古風な日本語が並ぶ。最近読んだものの中では「ガリヴァー旅行記」の柴田訳の日本語に近い文章。こんなこと翻訳の超専門家に言うのは大変失礼ではあるけれど、とても真剣に翻訳に取り組んだなという印象がひしひしと伝わってくる。とは言っても、元の作品の文体を反映してのことだから、作品が変わればまた「口調」も変わる。そしてもう少し滑らかな口調の翻訳も当然ある。

    『あのサルファー・クリークの男が言っていたが、あれは法螺じゃなかったんだ。なのにあのときは、何を馬鹿な、と笑ってしまった! 物事、あんまり決めつけちゃいけないってことだな』―『火を熾す』

    柴田さんがこの作品(「火を熾す」)を翻訳できたことを幸せだと思うとどこかで言っていた記憶があるけれど、この作品の声は、古典的ではなくてもっと現代風。そう、ポール・オースターの翻訳の時の柴田さんの声がする。ジャック・ロンドンってそういう人だったのかという翻訳者のあとがきを読んだ印象も合わせて、短いけれどズシリと沁みて来る作品。単行本に収められている「火を熾す」を読んでいたように思ったけれど、未読だった。そして、二通りのエンディングがあるとは。ジャック・ロンドン、他の作品も是非読んでみないと。

  • 名品揃いの短篇集。
    読もう読もうとなかなか読めなかった『モルグ街の殺人』も読めた。
    中でも『火を熾す』が良かった。ジャックロンドン、もっと読みたい。

  • 訳者に「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」と言わしめる短篇小説集。『書写人バートルビー』『本物』では主人公の日常を少しずつ狂わせていく登場人物の一挙手一投足に目を離せなくなり、『賢者の贈り物』の結末には嘆きと同時に笑いと愛を感じずにはいられない。また、ディキンソンの詩を読み、映画「静かなる情熱」も観なければと思う。訳者あとがきの、作家と作品の概説は分かりやすいアメリカ文学史の講義を聴いているようで心地良かった。

    ナサニエル・ホーソーン(一八〇四ー六四)
    「ウェイクフィールド」はなかでも有名な短篇だが、過去の影に目を向けるというより、当時生まれつつあった大都市において人がいかに無名の存在になりうるかをいち早く捉えた作品であり、ホーソーン短篇群ではむしろ例外的な内容と言えるかもしれない。ボルヘスがカフカの先駆と評したことでも知られる作品だし、ポール・オースターの『幽霊たち』の筋立てもこの短篇を踏まえていることは明らかである。

    ヘンリー・ジェームズ(一八四三ー一九一六)
    (前略)一八八〇年代あたりから中身も文章もどんどん精緻になっていき、一八九八年発表の心理怪奇小説の傑作中篇「ねじのひとひねり」(「ねじの回転」の邦題もあり)以降は一篇一篇、翻訳でそのよさを伝えるのはほとんど不可能ではないかと思える濃さに達する。

  • 漱石先生と同時代と思えば「古典」とは思えない作品群。
    それなりに読書はしてきたつもりも、『今まで私は何を読んできたのだろう?何も読んでいない』と思わせられた。

    ポーもホーソーンもロンドンもジェームズも初で怖い(涙)。米文学苦手再確認。
    文章の養分が濃すぎですぐ理解できず、段落を2度3度繰り返し読む。

    唐突ですが、東北と京都の仏像をみうらじゅんが由来型と伝来型と分けてたが、米国人はそういえば伝来型で良くも悪くもしがらみがない。

    その分の狂気、不安定さを感じさせる。大都会発生よりも前の国の成り立ちからこの国の文学の成り立ちがあるんじゃないでしょうか?柴田先生?とわたしは思った。

  • 柴田元幸翻訳叢書『アメリカン・マスターピース 古典篇』創刊記念イベント
    @全国各地

    10月5日に発売される柴田元幸翻訳叢書『アメリカン・マスターピース 古典篇』の刊行を記念して、柴田元幸氏の朗読会を全国各地で開催。同日発売される文芸誌「MONKEY」(柴田元幸責任編集)の創刊記念イベントも合わせて行ないます。ご参加お待ちしております。
    http://www.switch-store.net/hpgen/HPB/entries/12.html

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    「【柴田元幸翻訳叢書シリーズ 待望の第4弾! 】

    柴田元幸が長年愛読してきたアメリカ古典小説から選りすぐった、究極の「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」がついに登場! ホーソーン「ウェイクフィールド」、メルヴィル「書写人バートルビー」、O・ヘンリー「賢者の贈り物」......アメリカ古典文学の途方もない豊かさを堪能できるアンソロジー。ポー「モルグ街の殺人」、ヘンリー・ジェイムズ「本物」の豪華訳し下ろしもたっぷり収録の、贅沢極まりない傑作集」

  • 『柴田元幸訳:アメリカ古典文学短編ベスト集』

    柴田元幸さん訳のポール・オースター作品を読み、柴田さんファンになりました。そんなファンにはたまらない、翻訳作品集です。特に、『火を熾す』 #ジャック・ロンドン の淡々とした語り口がお気に入り。

  • 意味が理解出来ないものもあるのでもう一度読もうと思う。

  • 米文学史の授業で習ったアメリカの代表的な古典作家が書いた「短編小説の名作中の名作を集めた」本。
    すべてとてもおもしろかった。
    特に、ヘンリー・ジェームズの「本物」とジャック・ロンドンの「火を熾す」がおもしろかった。
    これから出版されるであろう、準古典篇、現代篇も楽しみにしている。

  • ブリティッシュマスターピースに続けて読破。
    どれも力作揃いの素晴らしい作品ばかりであった。
    次の準古典編も早く読みたいw

  • 翻訳家の柴田元幸さんが、アメリカ文学の古典作品から8人の作家の作品を紹介している本でした。
    8人の中で一番心に残ったのは、ジャック・ロンドンの「火を熾す」でした。リアリティのある厳冬の描写に、読んでいるこちらも寒さを感じたほどでした。
    その他には、ホーソーンの「ウェイクフィールド」、メルヴィル「書写人バートルビー」の2作の不思議な雰囲気が心に残りました。

  • アメリカ文学の「古典篇」と位置づけられた19世紀半ば〜20世紀初頭の傑作短編を通して時代の雰囲気がじわりと感じられます。
    気取った言い訳のような学術的言い回し、都市の人間関係における不安感、それらを皮肉ったり嘲笑したり、あるいは無視する態度。

    私は断然「跳び蛙」が好きですね

  • 「本物」と「火を熾す」が素晴らしい。

  • ホーソーン『ウェイクフィールド』昔読んでストーリーは知っていたけど、結婚した現在読んだらじわじわ怖い話だと気がついた。この奇妙な主人公の闇、妻の感情に詳しく触れていないため、あれもこれもと妄想して怖くなってしまった。ポー『モルグ街の殺人』こちらも昔読んでいたけれどこんなに主人公の推理(=思考)方法の説明が明確な話だったかな?ととても感心した。ミステリーとしてだけでなく科学的で論理的な考え方を学ぶ小説だった。ジャック・ロンドン『火を熾す』とてもとても素晴らしかった!厳しい自然と開拓を描く事で、ヨーロッパの殻を抜け力強くシンプルなアメリカを見事に描ききった。読後はむしろ清々しさを感じた。

  • メルヴィルの『バートルビー』、O・ヘンリーの『賢者の贈り物』、ジャック・ロンドンの『火を熾す』は素晴らしい。中でも『火を熾す』は初めて読んだのは大学の頃だったが、人生の中で最も衝撃を受けた短編小説の一つである。短い作品だけれど、人間と人生の真理が全て詰まっているように思う。

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著者プロフィール

1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。

「2023年 『ブルーノの問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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