送り火 下 (大活字本シリーズ)

著者 :
  • 埼玉福祉会
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884195441

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 上巻を読んですぐに読み終わったけど、レビューを書くのが今日になっちゃいました(^^;)

    上巻から一貫してストーリーの中にあるのは富士見線という東京都内から出ている架空の路線の沿線で起こったお話しというのがこの短編集の柱のようです。

    富士が見えていた昔の路線で育った人や、その沿線でなくなったり最後を迎えたり、育った事などがそれぞれの人生や、時には霊の世界まで巻き込んで、生きていく人や去っていく人の人生を送り火という一冊の短編集に仕上がったのだと思います。

    それぞれの何気ない人生もそれぞれに重たく、そして一歩一歩送り火をたかれる側に近づいていると自分の人生に重ね合わせて見えるものもあり、文字も大きな事も手伝ってあっという間に読むことの出来る上下巻でした。

    何となく東京で暮らした西武池袋線が自分の生活の過去と重なり、しみじみ読みました。

全1件中 1 - 1件を表示

プロフィール

重松 清(しげまつ きよし)。1963年、岡山県生まれの小説家。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て、フリーライターとして独立。ドラマ・映画のノベライズなどを手がけたのち、1991年『ビフォア・ラン』で小説家デビュー。
1999年『エイジ』で山本周五郎賞、2000年『ビタミンF』で直木賞、2002年『流星ワゴン』で「本の雑誌年間ベスト1」、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員を務める。2017年、早稲田大学文化構想学部客員教授に就任。
『とんび』、『青い鳥』、『流星ワゴン』をはじめ、多くの代表作がドラマ化、映画化されている。

重松清の作品

送り火 下 (大活字本シリーズ)を本棚に登録しているひと

ツイートする