シチリアの晩祷―十三世紀後半の地中海世界の歴史

制作 : Steven Runciman  榊原 勝  藤沢 房俊 
  • 太陽出版
4.50
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本棚登録 : 11
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884692827

作品紹介・あらすじ

名著『十字軍史』の著者が描き尽くす西欧中世の転換期、地中海世界の1250年代。ランシマンの歴史書、待望の完訳。原著索引の1450項目(日英対照)を再現。ほか地図・家系図など訳書独自の図版多数。

感想・レビュー・書評

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  • 読後気分→キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
    結構読みたかった本です。13世紀後半に起こった「シチリアの晩祷事件」の背景から影響まで尽く書ききった(と思われる)本。

    面白かったです。その一言につきます。
    登場人物の性格や容姿などを事細かに描いていくスタイルをとっていたので、まるで長編小説を読むように読むことができました。

    ただ、ちょっと訳がびみょー…というか、なんか日本語としてこなれてない文章かもしれないな、などと…読みにくい箇所がたくさんあって頭がふわふわした気分になったことが多かったものですから…。

  • 「シチリアの晩祷」事件を中心に、同時代の地中海の歴史が詳細に描かれています。
    事件に絡むのは主にビザンツ帝国、シチリア王国、アラゴン王国、そしてシャルル・ダンジューです。
    特に興味深かったのは第4回十字軍後のビザンツ勢力のせめぎ合いですね。これを読んだのは大学1年生の頃でしたが、高校では習わなかったニケーア帝国その他の勢力に関する記述は面白かったです。
    そしてそのビザンツ勢力とローマ教皇、シチリア王国の残存勢力、神聖ローマ皇帝、アラゴン王、シャルル・ダンジューなど様々な人物の思惑が絡み合って・・・。
    地中海世界の歴史はこんなにも広く、深く、興味深いものなのだと実感できました。

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