いのちのバトンタッチ

著者 :
  • 致知出版社
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884746667

作品紹介・あらすじ

生きる力を求めるあなたに。大切な人を失ったあなたに。いのちの輝きとの出会いの物語。良き医療を願う患者・家族の本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3歳で小児ガンを発症し、2年の闘病のあと、ガンが転移し、6歳で亡くなった女の子(景子ちゃん)と家族の記録。

    抗ガン剤の副作用により頭髪がなく、頭に手術の傷跡があり、歩けなくなり車椅子となって、周りからの視線を感じながらも、景子ちゃんはできるだけ幼稚園や小学校に通い、いまを精一杯生きていた。生き抜いていた。

    本当にこの小さな女の子に、教えられることが多かった。

    テレビで景子ちゃんのお父さんが講演しているのを見て、そこで紹介されていたこの本を読んだのだが、読むほどに景子ちゃんの病状が進み、死に近づいていくので途中、中々ページが進まず、何度も涙腺にきた。

    この本を読んでいるとき、街で小さな女の子が元気よく走り回っているのを見ると、こうして走り回れるという普通のことが、何と幸せで大事なことだと再認識する。

  • 新聞にドキュメンタリー映画「四つの空 いのちにありがとう」を名古屋のNPO法人「いのちをバトンタッチする会」が作成し9月に名古屋で初公開の後、全国で上映会を開くという記事が載っていた。
    小児がんで6歳の長女を亡くした鈴木中人さんが立ち上げた会で、命の大切さや家族との絆をテーマに講演会をされているそうだ。
    いくつか本を書かれているようだったのでAmazonで中古本を見つけ読んで見た。本当はこういう闘病記みたいなのは苦手だけど鈴木さんは感情に溺れた感じがなくとても理知的な文章だった。でもだからこそかもしれないけど何度も涙を堪えられなかった。お姉ちゃんと弟の姿が自分の子供に重なって、私だったらと考えると辛くて、、、、。絶望の中から、今の生き方を選び、いのちはバトンタッチされていくということを伝え実践されている姿に頭が下がる。この世に当たり前はなく、難有りが普通。だからこそ有難い、感謝して生きたいと思う。映画も機会があったら見てみたい。

全2件中 1 - 2件を表示

鈴木中人の作品

ツイートする
×