- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884746964
感想・レビュー・書評
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家族を思う子供の気持ちが切ない。
貧困、マンホールで生活する子供たち、
人身売買、、
大人になるのが当たり前じゃない世界。
池間さんのことば
一番大切なボランティアは自分自身が一生懸命に生きることなのです。
忘れることはできません。
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貧困と愛情について考えさせられる本
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あるNGO団体の沖縄在住の著者が、アジアの貧困地域に暮らす子ども達を支援していく中で見た悲惨な・・・でも親や兄弟を敬い、明るく生きる子ども達の実情が綴られたエッセイ。
物質的豊かさというシールドの中で、本当の幸せって何?と考える暇もなくいろんなことが機能的にトントン廻っていく日本社会。
大人も子どももこの本を読んでみて欲しいなぁ。
悲惨な現実に泣いてしまうかもしれないし、ショックを隠せないと思う。
でも、きっと周りの人たちや物たちが以前に増して大切な存在になるハズ!
まずはそれが大事。
まずは日本の病をしっかり治して、アジアの病を治していければいいなぁと願います。
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2秒に1人が亡くなっている。
想像以上のまだ知らぬ世界が書かれている。
著者が最後に言うようにまず、自分を一生懸命いきたい。 -
エピローグで池間さんは書きました。
「一番大事なボランティアは,自分自身がまず真剣に生きることです。一生懸命生きる人じゃないと,本当の命の尊さはわかりません。」
本当にそう思います。
本当にこの本に出会えてよかった!
そう思える一冊です。
とにかく1日で読める本ですから皆さんもぜひご覧ください。
お子さんたちやご友人の皆さんにもぜひ読ませてあげてください。 -
考えさせられる。理想はお腹を膨らませてくれないから。どんより。でも、知らなければいけないこと。支えあう、ってなんでこんなにも難しいんだろう。とりあえず、視野が偏狭な大人にだけはなりたくないな。何もしないという加害の形もとりたくない。じゃあ、なにができる?課せられるものは余りに重い。彼らの笑顔は余りに明るい。涙が止まらない。泣いていたって何も変えられないのに。中途半端な優しさは、自己満足でしか、ないんだ。
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タイトルに惹かれて読んでみました。
日本はいろんな意味で「綺麗な部分」しか教えませんし、見せないので、この本を読んだときは一種のカルチャーショックを覚えました。
どうして大人たちは「事実」を教えようとしないのでしょうか。
同じ地球上に住んでいる人たちの事を知るのは、当然の事ではないかと思います。
それがたとえどんなに酷いものでも、贅沢をしている私たち日本人なら尚更知るべきです。
食べ物を残さない、食べ物に感謝をする、食べ物を粗末にしない。
昔の日本人はお茶碗についたご飯粒まで食べるのが当たり前だったのに、今ではご飯粒がついていても平気どころか、残すのが当たり前になっていますからね。
私たちが当たり前のように一日三食食べているように、一日一食食べられるのがやっとというのが当たり前の人もいます。
むしろ、そういう人の方が圧倒的に多いです。
どうか、その事を決して忘れずにいてほしいと思います。 -
アジアの貧困地域に暮らす子どもたちの支援活動を通して出会った各国の子どもたちの記録と出会い
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俺って本当に幸せ。