- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884746964
感想・レビュー・書評
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新聞やテレビだけ観ても
知らないことだらけだったなと
気付かされました。
少なくもたまたま日本にいる自分は
ご飯を残さないよう
これから生きていこうと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022/09/06読破
今悩んでることはありますか?
それはあなたの中で大変なことですか?
そんな時に読んで欲しい一冊。
自分の悩みが、
「なんて贅沢な悩みなんだ」と痛感するはずです。
後輩が言うことを聞かない。
言ったことが全然うまく伝わっていない。
周りの人は何も分かってくれない。
そんな悩みは、幸せなんだなぁと思えます
ゴミ山の中で育つ少女の夢は
「私の夢は大人になるまで生きること」
当たり前に感謝ができる素敵な一冊です。
子供にも読んで欲しいそんな本でした。 -
私たちは日本で裕福な生活をどれだけしているかが分かった。世界には子供のホームレスがいることを知って、かわいそうだと思った。中には冬マイナス40度にもなる所があってマンホールに暮らしているそうだが寒いと思う。
これからは今の暮らしをありがたく思い生活していきたいと思った。 -
タイトルからして強いインパクトを受けた作品。
綺麗事のない事実そのものが、ありのままに書かれていて、タイトルを見たときと同じような衝撃の連続。
同じ人間なのに、ただ産み落とされた場所が異なるだけで、これほどまで境遇が違うのかと、ただただ愕然とする。物・経済面に限らず、学びたいことを自由に学べる権利、家族や愛など、自分の置かれている環境がどれだけ恵まれているのか突きつけられる。
短いながらにも、考えさせられることや感じるものは多い本だと思う。これも、知っておかなくてはならない現実だと思う。もっと多くの人に読んでもらいたい。 -
先輩に借りた本。
ただ驚いた。
ショックだった。 -
出版が2004年、著者の取材はもっと前だろうから、この本に登場する子供たちは30才を超えただろうか。今も無事に生きられていることを切に願う。
フィリピンのスモーキーマウンテンの現状を知りたくなった。 -
小学校の頃初めて読んですごく衝撃的だった本。読み返すたびに自分の生き方を考えさせられる。
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世界の貧しい国々で生きている子どもたちの姿と、
支援の現状が描かれた本です。
ボランティア行為に含まれる多大な責任について知らされました。
中途半端に善意を持ったところで、
人を救うどころか殺してしまうこともある。
って、本の趣旨は全く別のところだったと思いますが。 -
[2014.4]主にアジアのストリートチルドレンたちへの支援をしているフリーのカメラマン熱い想いが詰まった本。
夢を見るにも、どんな仕事があるのかさえ知らない子ども...
親に捨てられたことを感謝している子ども...また子どもを死なせないために、捨てた親の気持ちは計り知れない...
私も小学生の時にストリートチルドレンの映像を見て、何か自分にできないかと思い、将来のストリートチルドレン支援をしたいと考えている。
まさに私の抱く思いのモデルとなるような、将来の自分の姿を見ているようなそんな感覚になった。 -
【推薦文】
タイトルを見た瞬間、悲しい、切ない気持ちでいっぱいになりました。私たちにとって、大人になるのはあたりまえなことです。しかし、この常識が通用しない国、地域がまだ沢山あります。一つ一つの物語を読んでいるうちに、自分のあるべき生き方をしっかり考えることができました。
(推薦者:知能システム科学専攻 M2)
【配架場所】
すずかけ台: 2F-ペリパトス文庫 369.4/I -
日本がどれだけ恵まれているのか思い知らされます。
親に対する子供の考え方、ここまで違うものかと驚きます。
真実の愛というものに涙がとまりません。
夢が大人になるまで生きることってどういうことかわかりますか?
実現するのが限りなく不可能に近いから夢なんです。
小学生向けに書かれた本ですごく読みやすいです。
是非多くの方に読んでもらいたい本です。 -
あまりにも直接的、ボロボロ泣いてしまった。子供たちが頑張ってると、我々も頑張らなきゃですね。
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当たり前のことにどれだけ感謝出来るのか。
日本は恵まれている。
世界には悲惨な事がいっぱいだ。
無論日本にも悲惨な事はあるんだろうけど、格差が違いすぎる。
子供を捨てないと生きていけない家族。マンホールで住む子供。
酷い。酷すぎる。
それでも子供は親を恨む事なく、愛し続ける、思い続ける。
著者の思いに少しでも答えようと思います。
今まで以上に真剣に生きます。 -
一生懸命生きることが最高のボランティア。
これを励みに投げやりだった自分の生活をやり直したいと思いました。 -
途上国の子どもたちの過酷な現実に愕然とします。
このことはぜひ多くの人たちに知ってほしいです。 -
先日、池間哲郎さんの講演を聴く機会に恵まれ、縁あって本書を手にしました。
池間さんが凄いのは行動力だけではなく、自分が見聞きした情報を伝える能力の高さだと思いました。アジアの子供達の究極の貧しさ、それとは逆に精神の強さが、池間さんの文章からダイレクトに伝わってきました。
私なりにアジアの貧困問題にはアンテナが高い方だと思っていたのですが、なかなか常にそうあり続ける事はできてなかったような気がします。
講演の内容と被る部分は多かったのですが、夢中になって読み続ける事ができ、感動と自省の念に駆られました。読み終わり、勢い余ってPart2を注文しました。もう絶版なんですね。マーケットプライス様々です。
ありがとうございます。
以下、本書で共感した箇所です。
(page.59)
本当の戦争の怖さというのは、人の心が狂ってしまうところにあります。平和で安定した社会に暮らしているから、われわれは人間性を保てるのです。戦場では人間性を持っていたら生き延びられません。
(page.96)
お金も何もないから心も貧しいと思うのは大間違いです。人間としての優しさや生きる力のたくましさ、人を愛する心は、貧しさの中で生きている子どもたちのほうが深くて大きいとさえ思うことがあります。そういう子どもたちに接すると、日本の子どもたちが人間として最も大切なことを忘れているのではないかと心配になることがあります。
(page.99)
「お父さんが僕を捨ててくれたことに感謝しています。家畜が凍死してしまい、食べる物もなくなった。そのまま遊牧の暮らしをしていたら自分は死んでいたかもしれない。だから、お父さんがウランバートルまでやってきて僕を捨てたことに感謝しているのです」
(page.113)
自分を愛してくれる親がいる。住む家がある。毎日ご飯が食べられる。こんな当たり前のことが夢だといった五歳の男の子がいることを、どうか覚えていてください。
(page.118)
第二次世界大戦が終わったあと、日本ほど世界から援助を受けた国はないと言われています。世界中が日本だけを援助したのです。日本の社会基盤の整備は自分たちの力でやり遂げたと思ったら大きな間違いで、世界中が援助してくれたからできたことです。
(page.131)
どんな人であろうと、誰かに愛されているとわかれば生きようと思うようになる。愛し、愛されることが大切なのです。
(page.161)
モンゴルの子どもたちがホームステイ先の子どもたちに大変いい影響を与えるからです。たとえば、お母さんの出してくれた食事を食べ終わったら、モンゴルの子どもたちは自分たちで率先して食器を洗います。そして、沖縄の子どもたちがボーっと座っているのを見て、「なぜお母さんがこれだけ仕事をしているのに、子どもがのんびりしているの!」と言って、すごい剣幕で怒りだすのです。
(page.172)
ありあまるほどの食べ物がある恵まれた環境の中で暮らしている私たちですが、そうした豊かさが私たちに「命の尊さ」や「生きることの大切さ」を見失わせているのではないかと感じています。だからこそ、日本中の子どもたちがアジアの貧しい子どもたちから真剣に生きる大切さを学んでほしい。そして一生懸命生きることの大切さに気づいてほしいとおもっているのです。
一生懸命生きる人じゃないと、本当の命の尊さはわかりません。真剣に生きる人じゃないと、人の痛みや悲しみは伝わってこないと思うのです。誰かのため、人のためではなく、自分自身が懸命に生きる。それが私たちにできる一番大事なボランティアなのです。 -
マンホールチルドレン 1人1人の“生きる”ことに一生懸命さに触れる本
生きることを本質を改めて、認識して、今に感謝します -
本当は「懸命に生きる子どもたち」の方を読みました。こちらの本も購入して子供と読みたいと思います。以降は本からの引用です。//見てしまった以上は何かをすべきだ、出来ることは、やって行こう。子どもが親のことをするのが当たり前だと考えている国の方が圧倒的に多く…。外国の助けが必要なのです。私たち日本人が助けられたように。恨みや憎しみの心は小さくて醜いものです。一緒に生きていくことが大切で大きな心です。誰かが自分を愛してくれると解った瞬間から生きたいと願うようになりました。人を愛することは大切です。なぜなら命が生きるからです。感謝が無いとは、どういうことか「生きる力が無くなる」ということです。有難いと思うから大切にします。大切だから一生懸命になります。皆さんの優しい心を少しだけ分けて下さい。100%の愛は入りません。1%だけでいいのです。自分自身が一生懸命に生きること。真剣に生きる人だから相手の痛みや悲しみも胸に伝わってくるのです。
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アジアの子供たちを支援している沖縄の方の本です。
身につまされるというか・・・本当にいろんな人に読んでほしい一冊です。
捨てられた子供たち、売られた子供たちが親を恨まず、それどころか親のことを心配しながら暮らしているという事実。
本当に心が痛いです。
今の日本の子供たちは親が犠牲になって暮らしてるのが大半でしょうに。 -
自分が本当に恵まれていることに気づかされる本。
自分が本当に情けないと思わずにはいられない本。
生き方を考えさせられる、深い本です。
「一番大事なボランティアは、自分自身がまず一生懸命に生きること。」
「一生懸命に生きる人じゃないと、本当の命の尊さはわかりません。」 -
日本人でここまで草の根に海外支援をする人がいるとは。誰に知られることもなくという考え、支援する人のためではなく自分自身がしっかりと真剣に生きるために支援するという考えに驚いた。情けは人のためならずという言葉の真理がここにあったのだ。ぜひとも何らかの形でお手伝いをしたいという気持ちにさせる本である。
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アジアの子どもたちの現状。
知らないことばかり。
マンホールで生活している子、ごみの山で生活している子、ホームレスの子ども・・・。
それでも、一生懸命に生きる姿が書かれていた
日本って本当に豊かな国。
豊か過ぎるが故に周りの現状が見えなくなっている。
ボランティアは慈善事業じゃないと思う。自分のため。
他の国の子どもたちの生き方を見習って、日本の子どもたちも親を敬い、一生懸命生きなきゃと思った。 -
とても良かった。
子どもにも分かりやすい平易な文章。
でも読んでいて涙がでてきた。
「いちばんのボランティアは、自分が一生懸命生きること。」
ほんとにそうだと思った。
家族と一緒に安全な家で美味しいごはんを食べること。
学校で勉強して、社会で仕事ができること。
ひとの役に立てる体があること。
それを当たり前だと思わず精一杯感謝して生きなければいけないと思った。
豊かになると同時に、いつのまにか余計なものが心にもたくさんついているんだなぁ。 -
「私の夢は大人になるまで生きることです」
題名にも使われているその言葉を著者が実際に言われた一言。
今の日本の生活では考えられない世界が現実にはあって、
それを知らないふりはもうできない。
その現実以外にも、
古着を送ったり現地に送ることの難しさなども知りませんでした。
著者はカメラマンという職業なのだが、
現地に出向いて交流したり学校を建てたりと
その活動はとても尊敬できます。
「一生懸命生きることが最初のボランティアです」
【懸命に生きるこどもたち】も読んだのですが、
現地の子供たちは日本と違い、
当たり前のように親が子の面倒を見るのではなく、
当たり前のように子が親の面倒を見る。
親への感謝の気持ちがあふれているのです。
「感謝とは生きる力です」
日本人の生きる力はとても弱くなってしまいました。
自分もこの著者のような活動ができればと強く思います。 -
世の中をしらないとと思わせてくれた本。
やっぱり一人よがりはよくないです。 -
心を打たれました。心の豊かさは自分にもないと思う。なんで一生懸命生きるのが難しくなったんだろう。