- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884747039
感想・レビュー・書評
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古今東西の偉人たちが残した94の名言ということで、中には存じ上げない方も何人もいたものの、より良く生きる(特に働く)上で、心掛けたいと思える言葉がたくさん見つかった。名言+短いエピソードで構成されていて、とても読みやすい。帯には「あの斎藤一人さんが『7回読みな』と薦めた本」と本当かどうかわからんことが書いてあるけど、良い本に巡り会えたなと思う。手元には置いておきたいので、とりあえず7回は読んでみようかな…気が向いたら。
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繰り返し読み足りていないところを実践できるようにしたい。
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最近をときめく啓発本かと思いきや、意外と古い本です。
著者は1930年生まれで少年期に戦前を経験した著者で、著者が少年期に心を支え、奮い立たせ、将来への希望を胸に宿したのが講談社が発行する少年誌「キング」でした。
当時の少年誌は現代のようにマンガばかりでなく、青年は人生をどう生きるべきかなどの本質的な問いに答える内容もあったようです。
その雑誌の中で紹介されていたのが、日本だけでなく中国、西洋の偉人、著名人が残した名言集でした。
本書はその中から94の言葉を抜粋して紹介しています。
テーマは
偉人たちの人間学、
決断の瞬間、
勇気と覚悟、
心を練る、
教育の急所、
成功の秘密、
お金との付き合い方、
正直であれ親切であれ
に分けられており、いづれも名言とその名言が出た背景を記述されています。
私が一番好きなのは北海道農学校教授のクラーク博士が着任した時に校則だらけの日本の教育に憤慨したため、当時の担当者に生徒指導方針を聞かれたときの回答
「(生徒に対して)諸君らは紳士である!これだけでよい!」
それにしても戦前と言えば全体主義が蔓延し、思考停止しているイメージがありましたが、この本を読むと今以上に自由で開けた思考を持つ人や人生に真面目に向き合う人が多かったのかもと思ってしまいます。 -
絶版になっていたため、Amazonにて中古をお取り寄せ。(新品も入荷し始めた?)
偉人が残した名言をエピソードに交えて、「決断の時」「勇気と覚悟」「心を練る」「教育の急所」などのテーマごとに紹介しています。
ただの名言集に加えて、彼らの背景を踏まえて解説されている分とても納得感があり、各エピソードごとに心に響きます。
何度も読み返したくなるような一冊です。 -
人の行動はマインドから創られる。人生に成功している人はマインドがちょっとだけ違う。このちよっとした違いが決定的な大きな違いを生み出すのだ。
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偉人の言葉を読むと、身が引き締まる。
戦前にあった「キング」という雑誌の付録を題材にして、この本は作られた。
戦前という時代に、改めて驚きを感じた。
若いうちに出会うべき本である。
力をくれる言葉がたくさん掲載されている。
ときに、自信をもらい、ときに、自分を恥じ、人生を前向きにしてくれる。
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致知出版の志本(こころざしぼん)がそろっているサイト
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70 冊目