安岡正篤一日一言

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  • 致知出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884747466

感想・レビュー・書評

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  • いろんな本で、著名人が推薦していた名言集。やはり、凄かった!

    大努力をなすには、当然自ら苦しまねばならぬ。苦しんで開拓したものでなければ本物ではない。人並みの努力をしたのでは秀れた者にはなれない!

    他人を変えようと思ったならば、先ず自分を変えることである!

    人間は、先ず自分を責むべきであって、世の中や時代を責むべきではない!どれだけ役に立つのかだ!

    なるべく世話役を心がけよ。そして、報を望むな、求るな!

    自分の内面に満足なものを持たない者ほど外物に憧れる。衆人は財産とか地位を重んずる。一番の人物は、道徳を重んずるようになる!

    敬。偉大なるもの、尊きもの、高きものを仰ぎ、これに感じ、憧れ、それに近づこうとすると同時に、自ら省みて恥ずる、これが敬の心であり、道という

    読書はただ読むだけでは駄目で、自己内部で賦活する必要がある!読みっ放しは、本に読まれている!

    思考の三原則。第一は、目先に捉われず、長い目で見る!第二は、できるだけ多面的に見る!第三は、枝葉末節に捉われず、根本的に考える!

    物識りよりも物分かりが肝心
    得なことよりも正しいこと
    財よりも信が大切
    退屈せず。仕事に心身をうちこもう
    くよくよせず。いつも笑を含んで
    書を読み、教を聞こう
    私事に捕らわれず、公義に尽くそう

    人に嫌われぬための五箇条
    初対面に無心で接すること
    批判癖を直し、悪口屋にならないこと
    努めて、人の美点・良所を見ること
    世の中に隠れて案外良いことが行われていることに注意すること
    好悪を問わず、人に誠を尽くすこと

  • 安岡正篤氏を知らない人は意外と多いのではないでしょうか?
    知識・見識・胆識 それぞれ何が違うか分かるでしょうか?
    昔の人は考えが深く、頭 → 胸 → 肚 とそれぞれが結びつくことが分かる。
    僕自身も仕事上の実体験で、肚まで落ちた計画はぶれたことがない。
    活きた学問を追求したい人には、一読の価値がある。

  • 良い言葉がたくさんあった。が、出典は最後にまとめられていて、それぞれの言葉がどの本から引用されたのかはわからなかった。ここから著作を色々読んでいくつもりがこの一冊で満足してしまった。

  • ↓よみはじめ
    12/15 身心摂養法①
    身心摂養法の第一着手は心を養うことです。心を養うには「無欲」が一番善いと古人が教えて居ります。これを誤って我われが何にも欲しないことと寒巖枯木的に解しては、とんでもないことです。それならば死んでしまうのが一番手っ取早い。ぼけてしまうのも好いことになる、そういうことを無心とか無欲とか云うのではない。それは我われの精神が向上の一路を精進する純一無雑の状態を言うので、平たく言えばつまらぬことに気を散らさぬことです。
    1/19 独りを楽しむ
    真に自己を社会化するためには、常に自己を深めねばならぬ。真に人を愛するには、かえって独りを楽しむ者でなければならぬ。浅薄な利他と同情とは最も徳の賊である。

  • 日々の格言を記した手帳。重要な言葉が勉強になるはずなのに、なぜ売却してしまったんだろう。

    【Amazon紹介文】
    心に響く数多くの著作を世に残した碩学・安岡正篤師。
    該博な知識に裏打ちされたその叡智はいまなお輝きを放ち、現代を生きる我々の胸に鋭く迫ってくるものがある。
    本書は、安岡師の膨大な著作の中から金言警句を厳選し抜粋、366日の日々の指針とすることを目的に編まれたものである。
    国のあり方や指導者の資質といった骨太のテーマから、読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、多岐にわたる言葉の数々は、短くも味わい深い。
    元旦の「年頭自警」に始まり大晦日の「萬燈行」に終わる珠玉の言葉をかみ締めながら、安岡師が主唱してきた人としての生き方に思いを寄せ、自らを省みるよすがとしたい。
    安岡正篤入門の書としてもお薦めしたい。

    ※2006年頃購入、売却済み

  • 2014.05.04 安岡正篤記念館で購入。毎日読むのにいいかも。

  • 安岡正篤(やすおかまさひろ)は昭和の政財界に影響を及ぼした人のようだ。
    まったく知らなかったけれど,この本をきっかけに多くの世界につながる道を見つけるきっかけとなるだろう。

  • 一日一言読む編集されてて厭だった。
    いい事云ってますけど。

  • 昭和の黒幕と言われた安岡正篤の名言を集めた本。朝通勤電車の中で触れ、背筋を伸ばす。人間としていかにあるべきか、を学んでいます。

  • 毎日この本を開く習慣を始めた。時に簡潔な言葉で、時に言葉を尽くして、人生の要訣を説く名著。

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著者プロフィール

明治31年大阪市に生まれる。
大正11年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業
昭和2年に金鶏学院を設立。
陽明学者、東洋思想家。
終戦の詔の起草者の一人。
昭和58年死去

著書
『易學入門』『全訳 為政三部書』『東洋思想と人物』『暁鐘』『王陽明研究』『陽明学十講』『朝の論語』『東洋学発掘』『新編 経世瑣言』『新憂楽志』『老荘思想』『古典を読む』『人物・学問』『光明蔵』『政治と改革』『古典のことば』『この国を思う』『儒教と老荘』『旅とこころ』『王陽明と朱子』『人間維新Ⅲ』『憂楽秘帖』『明治の風韻』『天子論及び官吏論』(明徳出版社)

「2000年 『人間維新 III』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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