小さな人生論・3 (小さな人生論シリーズ)

著者 :
  • 致知出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884747930

感想・レビュー・書評

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  • 啓蒙

  • 35歳の時、7〜8年は仕事ができないという大病に罹った新渡戸稲造博士。
    「せっかく苦しんで学んだことを国家のご用に立てたいと思うていたに実に残念でならない」と嘆きの句を詠んだが、
    博士はやがて焦るだけではだめだ、
    これをいいほうに使わなくてはならないと考えるようになって、
    「なかば来て
    高根ながめの一休み(ひとやすみ)」
    を詠んだ。
    このように心の持ち方を切り替えたら
    病気は思ったより早く治ったという

  • 一番最初の「縁を生かす」を読んでください。
    僕は初めこの話をネットでよみました。
    そのときも涙が止まらず、今朝も通勤電車で思わず涙をこぼしました。

  • なりは小ぶりだが中身は大きな人生論でした。

    「足なし禅師」小沢道雄師の「本日ただいま誕生!」の覚悟。
    禅の名僧・松原泰道師の「一枚の原稿も、一分間のお話も、とてもわたし一人の力でできるものではありません。この事実が体験としてわかってきたのは、ようやく五十歳をすぎた頃でしょう」のことば。など、どのエピソードも深みのある内容でした。

  • 読めば読むほど…の本。
    本当の出会いに感謝

  • 本書は月刊誌「致知」から抜粋された特集がまとめらている。

    「致知」とは有名無名を問わず各界、各分野で一道を切り開いてこられた方々の貴重な体験談を紹介している月刊誌。

    襟を正されるエピソードが多くおすすめです。

  • 到知出版社の本だけあって、いい話が収録されている。心に響く5つの小さな物語に収録されている話、縁を生かすも収録。

  • 「九つまで満ち足りていて、十のうち一つしか不満が無いときでさえ、人間はまずその不満を真っ先に口から出し、文句を言い続けるものなのだ。自分を顧みてつくづくそう思う。何故わたしたちは不満を後回しにし、感謝すべきことを先に言わないのだろう」三浦綾子

    「怖れるな。怖れることは怖れることを引き寄せる」

    実力とは実行力のこと>豊田良平

    「優しいだけでは駄目だ。優しさのために人を迷わす」「優しいから仏性ではない。強かろうと思ってなれない優しさは、情魔を含んでいる。では、どうしたらよいか。与えられたことはどんな苦しい、意に沿わないことでもめげちゃいけない。焼け火箸を握りしめて離さない稽古をすること。それが生きることだ」西田天香

    「会社を永続するには、人から感心されるような程度のことをやっていては駄目。人から感動される人間にならなければ駄目。どうしたらなれるか。自分にとって割の合わないことを笑顔ですすんで引き受けていく、それを続けていくこと。その時、人は良くあそこまでやったなと感動してくれる。」鍵山秀三郎

    「困難と失敗を同一視することほど危険なものは無い。いまはまだ困難なだけで失敗ではない」

    足なし禅師>小沢道雄>微笑みを絶やさない。人の話を素直に聞こう。親切にしよう。絶対に怒らない。

  • この中の「縁を生かす」の文章に心熱くさせられました。 田端

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