「成功」と「失敗」の法則

著者 :
  • 致知出版社
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本棚登録 : 598
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748227

作品紹介・あらすじ

27歳で京セラを創業、52歳で第二電電(現KDDI)を起業し、両社あわせて約5兆円の企業へと躍進させた事業家が自らの体験をもとに語る。仕事にも人生にも法則がある。その法則にのっとった人間は成功し外れた人間は失敗する。稲盛哲学のエッセンス17編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 成功に驕ることなく、もっと謙虚に、さらに懸命に努力を重ねること。
    才能は天がたまたま自分に授けてくれたものであって、その才能を自分のためだけに使うようなことがあってはならない。

    その通りですね。
    自分が習得した知識、技術は人に伝えなくてはならない。常々感じてることでも、いつの間にか忘れてしまう。
    そんなときは稲盛さんの言葉を思い出すようにします。

  • 成功と失敗。。。その違いはなんだろうか?

    時に、失敗はないと言う。

    しかしながら、
    それをひとつのきっかけとして、
    失敗と呼び、反省して次につなげられるといい。

    そして、そんな目線を持てるとき、
    それは失敗ではないと言う。

    成功と失敗は、きっかけという視点から表裏一体であると思う。

    著者の言葉から、
    成功と失敗の違いに注目するのではなく、
    その境目を知り、その分かれ道をどう選ぶのか?
    そんなきっかけをくれる。

    書かれていることは、もしかしたらいづれかで聞いたことがあることのように感じるかもしれません。
    しかし、それをいつもどこかで振り返ることは難しく、
    また、すっと入ってくる振り返りはあまり機会がないように思います。

    さっと、スッキリ読める一冊で、
    自分の中にある成功へのきっかけを振り返ってみてはどうでしょうか?

    追伸:読み返すときに、留まる言葉はその時その時で違うのかもしれません。。。

    自分のこと時に留まった言葉は、

    「努力して、煩悩を押させることが必要です」

    ということ。

    良いことやチャンスは自然とやってくるのではなく、
    チャンスが舞い降りてきやすいように、
    周りを整えておく必要があるのだと改めて心したいと思いました。

    焦っているとき、やることがいっぱい詰まっていると感じるときに、
    そんな時こそ、深呼吸のように読んでみるといいかもしれません。

  • 本八幡 ブックオフ

  • JALを蘇生させた稲森さんのお言葉集。何度も読み返して味わえば、心に響くのかも知れない。

  • 貰った。
    仕事を通じて人格を高める、利他的に生きる、感謝を忘れない。稲盛さんが経験から得た教訓、哲学を綴ったもの。
    京セラ、KDDI、今はJAL、とやってこられた方だが、努力と人格研鑚で積み上げたものだよ、と。
    良くも悪くも日本の成功した経営者という感じで、精神論や哲学を知りたい方にはいいが、経営や実務面の内容は乏しいので要注意。

  • 足るを知り、真摯に仕事に打ち込むこと、自分の人間性、哲学、考え方、人格を絶えず向上させるよう努力を勤しむ。2018.05.03

  • ・天は成功という「試練」を人に与えることによって、その人を試している。

    ・少しずつ傲慢になっていくことで、次第に周囲の協力が得られなくなる。

    ・前日の言動が自分勝手で納得できないときに
     「けしからん!」「バカモンが!」などと鏡に映る
     自分自身を責め立てる言葉がつい口をついて出てくる。

  • 「純粋で気高い思いには、素晴らしいパワーが秘められている」
    「組織をまとめるには、徳に基づく”王道”と、力に基づく"覇道"がある。徳で治めるのは、「仁」「義」「礼」3つを備えた人間性である。」―稲盛和夫

  • 成功さえも試練
    →この考え方は持ち続けよう。勝って兜の緒を締めよ。

    天国と地獄に外見上の違いはない
    違ってるのは、そこに住んでいる人の心だけ

    p.22
    心のあり方次第で現実の世界に
    極楽も地獄も出現するのです

    p.58
    人間には、百八つの煩悩があるといいます。
    この煩悩が、人間を苦しめる元凶だと、お釈迦様は説いておられます。
    また、その煩悩の中でも最も強い煩悩が、
    「貪欲」、「怒り」、そして「愚痴」の「三毒」だといいます。

    判断を求められたとき考えていたこと
    「人間として正しいことを追求する」

    「徳」とはー仁、義、礼という三つの言葉で表されていました。
    「仁」とは他を慈しむこと
    「義」とは道理に適うこと
    「礼」とは礼節をわきまえていることです、

  • 利己から利他へ。世のため人のためになることを淡々とやっていくこと。私心を捨てよ。

  • 常に自分を磨き続け、少しでも美しい魂に近づけること。
    これに尽きる。

  • 言わずと知れた京セラ創業者で、名経営者。

    会社経営をして、少し成功して会社を大きくした途端失敗する人などについてその原因について自分の哲学を通じて書いている。
    具体的ではなく抽象的のせいか、達観した名人の様な内容だった。

    気に入ったフレーズ
    私は「試練」を経験する事が、人間を大きく成長させるチャンス
    成功した結果、地位に驕り、名声に酔い、財に溺れ、努力を怠るようになっていくのか。それとも成功を糧に、さらに気高い目標を掲げ、謙虚に努力を重ねていくのかによってその後の人生は天と地ほどに変わってしまう。
    心の在り方次第で、現実の世界に極楽も地獄も出現する
    人間には百八つの煩悩があると言います。その煩悩が人間を苦しめる元凶だとお釈迦様は説いている。
    また煩悩の中で最も強い煩悩は「食欲」「怒り」「愚痴」でありあわせて「三毒」と言う。
    人は往々にしてたくさんの人ビオの支援を得て成功を収めたにもかかわらず。
    原因を自分の能力にあると考え、次第にその成果も全て独り占めしたいと思うようになります。
    満は損を招き、謙は益を受ける
    もし自分に才能が与えられているなら、それは従業員の為お客様の為、そして社会の為お客様の為使わなくてはならない。
    その為にはこれまでの成功に奢ることなくもっと謙虚にさらに懸命に努力を重ねてなければならない、
    至誠の感ずるところ、天地もこれがために動く
    人間は弱いもので、困難に遭遇するとそれに正面から挑戦することなく、言い訳を考え逃げ出そうとします。
    しかしそれでは決して成功しません。
    深沈重厚なるは、これ第一の資質
    組織をまとめていくには「力」で納めていく「覇道」と、徳で治める「王道」がある。

  • *試練と通じて人は成長する
    *心のあり方次第で現実の世界に極楽も地獄も出現する
    *成功への燃えるような情熱を持ち、先頭を切って誰にも負けない努力を続けると同時に、私心を無くし自らの人格を高め
    社員から信頼され尊敬されるようにならなくてはならない。
    *利己にとらわれない正しい判断基準、価値観を持つことができるようになってはじめて、私たちは「足るを知る」ことができ、
    心から「豊かさ」を実感することができるようになるのです。
    *人間は「反省」をすることで、この本らい持っている、美しい心を開花させることができるのです。

  • 人間としてあるべき基本的なことしか書かれていないが、筆者の功績と精通している仏教道の考えで説得力が常人が説くのとは圧倒的に違うなと感じた一冊。
    自分を見失いそうな時にまた読みたいと感じた一冊です。

  • チェック項目5箇所。才能が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要となります、その指針となるものが、理念や思想であり、また哲学なのです。どのような哲学が必要なのかといえば、それは「人間として正しいかどうか」ということ。人は成功を収めても満足することなく、「もっと有名になりたい」「もっとお金持ちになりたい」と、欲望を際限なくふくらませていしまいがちです、そのようにして、生きていく上で最も大切な「足るを知る」ということや謙虚さを忘れてしまうことから、その成功が長続きしないのです。本来、「豊かさ」とは個人によって感じ方が違う主観的なものであり、客観的な基準などないのです、ですから「足るを知らない人」、あくまで「不足を感じる人」はどんなに豊かな状態になってもそれを感じることはできないのです。私は、日々の仕事に打ち込むことによって、人格を向上させていくことができると考えています、つまり、一所懸命働くことは、単に生活の糧をもたらすのみならず、人格を高めてくれるのです。人生における「真の成功」とは、この世に生まれたときより、少しでも美しく善い人間となれるよう、その魂を高め、浄め、磨き上げていくことにあると、私は信じている。

  • ・天国と地獄に違いはない。違いはそこに住んでいる人の心。
    ・トライン「あなたが抱くどの考えも力となって出て行き、どの考えも同じ考えを引き連れて戻ってくる」善き思いは善き結果をもたらす。
    ・勤勉、感謝、反省。
    ・己を愛するは善からぬことの第一也。南洲翁遺訓より。
    ・至誠の感ずるところ天地もこれが為に動く。内村鑑三。誠を尽くし努力すれば天地も助けてくれる。
    ・経営者の人格が高まるにつれ、企業は発展していく。つまり、経営はトップの器で決まる。徳で治める。

  • 20130430

  • 稲盛和夫さんの経験、学びからの人生哲学書です。
    心の持ち方、人格は性格+哲学という独自の人生感に共感です。

    人生においても仕事においても判断基準、価値観をしっかりと持つことが大切だと感じました。

  • ふと読み返したくなる名著。風呂に浸かりながら一気読み。心身ともにリフレッシュ。実りある人生を送るには哲学が必要。一生懸命、誠実、知足、利他の精神などなど。心が洗われました。また今日から頑張ろうと思う。

  • 京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の人生観をまとめた本。
    常に謙虚な姿勢が大事だということ。「足るを知る」ということを肝に命じていきたいと思った。

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著者プロフィール

1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。
著書に『生き方』『京セラフィロソフィ』(ともに小社)、『働き方』(三笠書房)、『考え方』(大和書房)など、多数。

稲盛和夫オフィシャルホームページ 
https://www.kyocera.co.jp/inamori/

「2019年 『心。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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