経世の書「呂氏春秋」を読む

著者 :
  • 致知出版社
3.40
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 26
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748791

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 中国の古典の集大成「呂氏春秋」を安岡正篤が読み解く本。人の上に立ち国や組織を治める者の資質に関する事柄が多いかな。どういうことで国が乱れるか。又、治まるか。そういう事柄をひとつひとつ「呂氏春秋」の中から例示紹介して読み解いている。政治家の人とかにはこういう素養しっかり持っていてほしいなと思うと同時に、人の上に立つってやはり簡単ではないとも思った。でもだからこそリーダーであり、先導者であり、任される人なんだけど。こういう厳しい側面を必要とすると同時に備えていかなければいけないと思う。社会に貢献しない自由人ではいけない。

  • 奇貨置くべしの言葉で有名なこの本。秦の始皇帝の外戚また実の父といわれ時の宰相であった呂不韋によるいわば百科事典のような本が『呂氏春秋』。老荘孔孟の思想が出来上がる前の思想を体系化したという。そのなか含蓄深い一節一節を安岡先生が解説を加えながら、また現代日本を取り巻く環境に問題提起するという講義録。昭和42年ごろの講義であってもなんら日本を取り巻く環境に変化がないというのも軽いおどろおきを感じる。

  • やはり、すっきりとぱっとは読み切れないでいる。
    が、読み繰り返すと、その語の意味がとてもストレートにつづられる物語のように感じられるものである。

    語として1つ理解を深めたものが、「楽しむ」ということ。
    ●その先生の教を受けることが楽しければ、したがって学問が、学業が楽しい。楽しまなければ学問も進歩しない。・・・・好むと楽しむとは、どう違うかというと、好むというのはやや本能的な意味が強いが、それに理性が加わるということになる。

    なるほど…学ぶことは楽しいことなのだ。。。

    そして、一つ大切にしたい言葉は、
    ●瓣なれども論に当たらず、信なれども理に当たらず、勇なれども儀に当たらず、法なれども務に当たらざるは、惑ひて騎に乗るなり。狂にして呉の干将を操るなり。大いに天下を乱る者は必ず此の四者なり
    である。。。。

    判断の大きな軸になる。

  • 若干、難しい。
    最近流行りの、もう少し平易なものならよかったが、
    昔の本だから、仕方ないか。

全5件中 1 - 5件を表示

安岡正篤の作品

ツイートする