吉田松陰

著者 :
  • 致知出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748906

作品紹介・あらすじ

没後一五〇年たった今も、人々を感奮させてやまない幕末維新の志士。松陰が生まれていなかったら、この国はどうなっていたのか?18歳から約40年松陰研究に身を捧げた著者がおくる"吉田松陰伝"の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 黒船が日本を変えたように、松陰をも変えたのである。現実が持つ意味と価値の重さである。アジアに対する侵略者の黒い手を意識すればするほど、松陰の中の侵略者への関心は高まっていった
    ここから、人間を人間に生きていく、どんな人間をも、それらに有用にしていくことができると言う教育万能思想は松陰の中に芽生えてきたのである
    松陰は志と気力と知識の三つを変革者としての基礎的資格と考えた。どれ1つを欠いても、変革者としては失格であると考えていたのである。だから、弟子に対して、この3つを厳しく要求した

  • 吉田松陰の人物像をおった話。
    原典からの引用と推測。
    読んだ割には趣味ではなかった。

  • よく聞くけど知らない歴史上の人物だったので読んでみた。勝手に抱いていた冷静沈着で時代が読める策士というイメージとは真逆に近かった。
    どちらかといえば猪突猛進。博識で見聞が広くても、自分の信念のもと直球勝負しかできない人だったと感じた。幕末の複雑な時代の波は越えられなかった理由がわかった気がした。

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