ぼのぼの (2) (バンブー・コミックス)

  • 竹書房
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本棚登録 : 260
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884753184

感想・レビュー・書評

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  • ぼのぼのやシマリスくんは一見のほほんと生きていて(たまにハッとするようなことを言ったりするけど)、作品自体にもゆるい空気が流れている。
    今の日本に生きている私たちみたいに、死ぬまでの終わりのない毎日。

    だからなのかはわからないけど、この愛おしい作品はたまらなく哀しくもある。

    2巻はスナドリネコさんとコヒグマくんのお父さんの闘いがあった。
    ぼのぼのとコヒグマくんが魚を捕っている間にも、離れたどこかの場所で死と隣り合わせで闘っている者たちがいる。
    そして森の(社会の)均衡はかろうじて保たれている。
    私のいる場所だってきっとおんなじだ。

    私の暮らす世界のスナドリネコさんは、何だろう。コヒグマくんのお父さんは誰なんだろう。
    早く歩けない、わからないことばかりのぼのぼの(わたしたち)には何が出来るだろう。

    ''勝ったヤツはいないよ
    『敗けた』と思ったヤツがいただけだ''

  • スナドリネコさんかっこいい。

  • 「あんたは勝ったんじゃないの?」「勝ったヤツはいないよ。『敗けた』と思ったヤツがいただけだ」

  • こまることについて。

  • それにしても、この人はすごく絵がうまい人だ。
    表紙と裏表紙を見ると、絵ではなく空間だと思う。
    4コマ漫画の小さな四角の中に奥行きがありアングルがある。
    パラパラ漫画も可愛い

    スナドリネコさん
    ぼのぼの、生き物は、絶対、こまるんだよ。こまらない生き方なんか、絶対、ないんだよ。そしてこまるのは、絶対、おわるんだよ。どうだ、少しは安心してこまれるようになったか?

    ぼのぼの
    ボクは『自分のモノ』ってなんなのかわからないからボクはおこるのがヘタなんだと思う。

  • スナドリネコさんかっこいい

  • 01308
    Z007
    K-9999999-007

  • っっっっっっっっっっ
    っっっっっっっっっっ
    っっっっっっっっっっ


    何巻を持ってたんだっけ私は…

  • 汗をたくさんかいてます。

  • しまっちゃうおぢさんとシマリスくんのおねいさんが好き♪

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著者プロフィール

1955年宮城県中新田町(加美町)に生まれる。24歳で漫画家デビュー。代表作に「あんたが悪いっ」(1983年漫画家協会賞優秀賞)、「ぼのぼの」(1988年講談社漫画賞)、「忍ペンまん丸」(1998年小学館漫画賞)、「I(アイ)」、「羊の木」(2015年文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞)、「誰でもないところからの眺め」(2016年漫画家協会賞優秀賞)など。現在「ぼのぼの」がフジテレビ系列でアニメ放映中。仙台市在住。

「2023年 『IMONを創る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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