悠かなる虚空への道

著者 :
  • たま出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884811143

感想・レビュー・書評

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  • 目次とその内容を大雑把に...

    第一章 超サバイバル秘術の原点
    危機感を煽ってモチベーションを高める感じの章です。
    第二章 伝統的仙道の流れと気の謎
    仙道の概要の説明。
    第三章 神秘行法の究極を求めて
    仙道やその他ヨガや魔術など、神秘行の比較分析。
    第四章 体外離脱体験から自己超越体験へ
    『超能力仙道入門』の出神に関する所をかなり深くつっこんだ内容。
    第五章 すべてを超越した自由人
    神秘体験と物理学の比較とすべての因果律の超越について。
    これは目次を見ながら思い出した私の印象を雑に書いたものなので、他の人から
    見たら、また別の感想もあると思いますので、違うと感じる方がいたらツッコミをよろしく。

    それから、『遥かなる虚空への道』の書評をされているページがあるのでこちらも
    参考にされた方が良いかと。
    http://www003.upp.so-net.ne.jp/OOBE_DIARY/book7.html
    ---
    仙道やヨガ魔術等の比較を通して、神秘行の本質をあぶり出すというのがこの本のメインテーマだと思います。

    内容的には他の高藤本と被る所もあったり、さらに深くつっこんだ部分もありで、実践的といえば実践的、そうでもないと言えばそうでもないといえばそうでもない、と言った感じです。
    ---
    少なくとも、ムーブックスのようなマニュアル本ではありません。
    かと言って、面白い話を並べた読み物だというわけでもありません。
    各行法間の比較、科学的分析、神秘行を実践することの意味と目的が分かりやすく書かれた、高藤仙道の基本テキストと言える本です。
    特に第3章は、各種神秘行の内的光の利用方法を4種類に類型化したり、それらの神秘行を仙道の修行過程に重ね合わせ、上手く見取り図にした、「神秘行プロセス図」などは、非常に重要だと思います。
    ---
    第4章にはある程度具体的なトレーニングが紹介されていました。
    それと、『遥かなる虚空への道』の前書きに本の趣旨が端的に書かれていたので、一部抜き書きしておきます。

    サバイバル的な発想と並ぶ、もう一つの仙道の柱は、もちろんタオの世界へのアプローチである。
    これについては、今まで日本では哲学的にしかとかれたことがなかった。
    著者はそれにあきたらず、何度かこれを現実的、体験的な立場から書こうと挑戦したのだが、
    力足らず成功しなかった。

    今回は、仙道の科学的追求、7年にわたる仙道と他の神秘行との実践比較、10年にわたる自分と他の修行者の体験の分析などから、ようやくそれに成功したので、段階的にその世界へと至る道を、トレーニングの概略を含め、分かりやすい言い回しで書いてみた。
    これで、今までの著者の仙道入門書の頂点に立つ、もっとも深い内容をもった仙道入門書ができ上がったことになる。
      -- 中略 --
    この本は、世界各地の奥深い神秘行に共通する、原点的発想、目指された究極の世界、そこへ至る直線的プロセスについて、仙道を中心として基本概略を述べたものである。
    現在までの精神世界関係の動きを見ていると、やれクンダリニーだ、チャクラだ、幽体離脱だ、心霊だ、超能力だ、というぐあいに、それ自体にはたいして意味のないオモチャに振り回されている状況だ。
      -- 中略 --
    神秘行はなぜ生み出され、その目標はどこにあるのか、そしてそこへ至るにはどういうプロセスを踏んでいったらいいのか、というふうにしっかり歩んでいかないといけない。
    そのためのガイド・ブックを提供したいと思ってこの本を書いたわけだ。

  • 目次とその内容を大雑把に...

    第一章 超サバイバル秘術の原点
    危機感を煽ってモチベーションを高める感じの章です。
    第二章 伝統的仙道の流れと気の謎
    仙道の概要の説明。
    第三章 神秘行法の究極を求めて
    仙道やその他ヨガや魔術など、神秘行の比較分析。
    第四章 体外離脱体験から自己超越体験へ
    『超能力仙道入門』の出神に関する所をかなり深くつっこんだ内容。
    第五章 すべてを超越した自由人
    神秘体験と物理学の比較とすべての因果律の超越について。
    これは目次を見ながら思い出した私の印象を雑に書いたものなので、他の人から
    見たら、また別の感想もあると思いますので、違うと感じる方がいたらツッコミをよろしく。

    それから、『遥かなる虚空への道』の書評をされているページがあるのでこちらも
    参考にされた方が良いかと。
    http://www003.upp.so-net.ne.jp/OOBE_DIARY/book7.html
    ---
    仙道やヨガ魔術等の比較を通して、神秘行の本質をあぶり出すというのがこの本のメインテーマだと思います。

    内容的には他の高藤本と被る所もあったり、さらに深くつっこんだ部分もありで、実践的といえば実践的、そうでもないと言えばそうでもないといえばそうでもない、と言った感じです。
    ---
    少なくとも、ムーブックスのようなマニュアル本ではありません。
    かと言って、面白い話を並べた読み物だというわけでもありません。
    各行法間の比較、科学的分析、神秘行を実践することの意味と目的が分かりやすく書かれた、高藤仙道の基本テキストと言える本です。
    特に第3章は、各種神秘行の内的光の利用方法を4種類に類型化したり、それらの神秘行を仙道の修行過程に重ね合わせ、上手く見取り図にした、「神秘行プロセス図」などは、非常に重要だと思います。
    ---
    第4章にはある程度具体的なトレーニングが紹介されていました。
    それと、『遥かなる虚空への道』の前書きに本の趣旨が端的に書かれていたので、一部抜き書きしておきます。

    サバイバル的な発想と並ぶ、もう一つの仙道の柱は、もちろんタオの世界へのアプローチである。
    これについては、今まで日本では哲学的にしかとかれたことがなかった。
    著者はそれにあきたらず、何度かこれを現実的、体験的な立場から書こうと挑戦したのだが、
    力足らず成功しなかった。

    今回は、仙道の科学的追求、7年にわたる仙道と他の神秘行との実践比較、10年にわたる自分と他の修行者の体験の分析などから、ようやくそれに成功したので、段階的にその世界へと至る道を、トレーニングの概略を含め、分かりやすい言い回しで書いてみた。
    これで、今までの著者の仙道入門書の頂点に立つ、もっとも深い内容をもった仙道入門書ができ上がったことになる。
      -- 中略 --
    この本は、世界各地の奥深い神秘行に共通する、原点的発想、目指された究極の世界、そこへ至る直線的プロセスについて、仙道を中心として基本概略を述べたものである。
    現在までの精神世界関係の動きを見ていると、やれクンダリニーだ、チャクラだ、幽体離脱だ、心霊だ、超能力だ、というぐあいに、それ自体にはたいして意味のないオモチャに振り回されている状況だ。
      -- 中略 --
    神秘行はなぜ生み出され、その目標はどこにあるのか、そしてそこへ至るにはどういうプロセスを踏んでいったらいいのか、というふうにしっかり歩んでいかないといけない。
    そのためのガイド・ブックを提供したいと思ってこの本を書いたわけだ。

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