アルケミスト―夢を旅した少年

制作 : Paulo Coelho  山川 紘矢  山川 亜希子 
  • 地湧社
3.90
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本棚登録 : 593
レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885031182

感想・レビュー・書評

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  • さらりと読めるけど、とても哲学的で感覚的な本。登場人物たちを見ていると、人生の選択って、色々だな〜と思う。ただ、自分の選択で自分自身が納得できるかどうかが一番大事なんだろうな。
    個人的には、クリスタル売りの商人の、一生憧れは憧れのままでそれを糧にして生きていく様に共感してしまった。

  • 引き寄せの法則の物語での形。内容はカーネギーの「道は開ける」と同様、信じれば優しい宇宙は、その通りにヒントを与えてくれ、必ずかなうというもの。でもこの本の良いところは、自分にとって何の形がほしいのかを考えることの大切さだった。
    主人公は、それを前兆として夢で見る。それは宝を見つけるということだった。でもいわゆる陳腐な本当に必要なのは富ではないという結末ではなく、手に入れるまでの過程における自分の心との対話であるように思う。
    まだ見えない未来に意味は無く、過ぎてしまった過去にとらわれてはいけない。何かを選ぶときは何かを捨て去るときで、それは等価交換の関係にあり、大きくアルケミスト(錬金術師)が象徴的に描かれるのであろう。
    費やした時間に対する実績、売買、生命の循環。不平等に見えてもそのときには、適切な価値であると思えば、等価交換は成り立つ。
    自己対話による克己ではなく、納める己、受け入れる己。明日死ぬのと今日死ぬことの違い、今を生きることの大切さを説く。
    でも結局は、自分が何をしたいのか、これを見つけることが一番大切なのだと思う。少年は外の世界を望み、神学校から羊飼いに、夢で見た富を望み、羊飼いから旅人に、旅人から時詠みに、そして最後は男になる。思わぬところで思わぬ啓示が思わぬ形で現れていて、それを見逃さないように、毎日、すべきことをを一生懸命行い、その真理を突き止めようとする心こそ大切だと教えてくれる。

    • だいさん
      レビューの後半部分、とても説得力がありました。中頃で、「等価交換の関係にあり、大きくアルケミスト」のところは、(自分にとって)価値あるものに...
      レビューの後半部分、とても説得力がありました。中頃で、「等価交換の関係にあり、大きくアルケミスト」のところは、(自分にとって)価値あるものに変えるから、アルケミストなのではないでしょうか?
      2012/08/05
    • libraさん
      >だいさん
      コメントありがとうございます。等価交換のところ難しいですね。取引を成立するためには、2つ以上の存在の概念があるため、自分だけ納得...
      >だいさん
      コメントありがとうございます。等価交換のところ難しいですね。取引を成立するためには、2つ以上の存在の概念があるため、自分だけ納得する形だと「等価交換」は不平等になっちゃうと思ったんですよね。ファティマやらくだ使いの主人公に提供してくれたものや、最初に金を奪った泥棒とか、結局、人生プラスマイナスゼロで、自分にとって不幸(不運?)と幸福(幸運)の等価交換がなりたつからアルケミスト、とかなら納得できるかもしれません。散文的になってしまいすいません。この手の本ってどのようにもとれるので難しいですね。
      2012/08/05
    • だいさん
      コメントに返信があったのに今日気がつきました。
      なるほど!よくわかりました。
      良い啓示を受取るのも、読者次第!?
      コメントに返信があったのに今日気がつきました。
      なるほど!よくわかりました。
      良い啓示を受取るのも、読者次第!?
      2012/09/05
  • 読み終わって、頭に思い浮かんだ言葉。

    「メメント・モリ」……死を思え。

    いつか自分は死ぬ。

    死ぬ瞬間に、その時に、

    「あ~、あれやりたかったなぁ」

    という後悔って、一番しちゃいけないものだと思う。

    「自分がやりたいことを、自分はやっているのか、もしくはやろうとしているのか。」

    『アルケミスト』は、手を変え品を変えこのことを言っている気がする。

    思い立ったが吉日。

    もし、夢に向かって歩き出した時にいいことが起きたら、それは、きっといい結果が待っていることの「前兆」。

    だから、夢へと続く"きっかけ"を見逃さないで。夢へと走り出したら、モチベーションを持ち続けて。


    夢への道のりでの最大の障壁は、「安定した環境」。
    作中では、主人公を数回、「安定した環境」の魔の手(?)が迫る。
    その度に彼は、「夢をあきらめて、ここで平穏な生活していこうかな」と思うものの、結局は歩みを止めない。
    その一方で、"歩みをとめた"サブキャラクターについても描かれている。
    夢を叶えるよう努力するか、安定した日常を選ぶか。賛否両論ある。ここでどちらが正しいとは言わない。
    今のご時世だと、前者の方が支持されるか。「自分のmission」という言葉があるし。


    そう言えば、これを読み終わった後。
    マイミクさんが紹介していた、故・スティーブ・ジョブス氏の演説を見た。それは今朝のテレビでもやっていたのだが、彼は癌に侵された後、毎日、鏡の前で

    「今日が人生最後の日だとしたら、今日することは私のしたいことだろうか」

    と、自分に問いかけているのだそうだ。

    まさに、『アルケミスト』の内容とオーバーラップする演説だった。

    夢をつかむのか、ありふれた毎日を送るのか。
    夢への一歩を後押しするような、彼の一言。

    「Stay hungry, Stay foolish」

    3回繰り返されたそのフレーズが、今も私の耳に残っている。


    一度読んでみるといいかも、な本。

    その衝撃(?)のラストを含め、お勧めです。

  • 2011.07.31-08.03

  • 自分の心に真摯に向き合った時に、本当に自分のやりたいことがわかる。そして、それをわかって行動している人には、世の中の全てが味方になってくれる。
    自分も自分の心の声、万物が教えてくれることをしっかりと受け取りたいと思えた。

  • ブラジルの著者。夢を追い旅する少年の物語。スピリチュアル?

  • 錬金術師と少年の旅 表現がいまいち分かりにくい

  • い図。1994年発行 地湧社 山川夫妻訳。素直であること。目的を見失わなわず、信じて進みきってこそ目的が達成されるのだということ。自分の知っていること、持っているものを、時には黙っていることの思慮深さ。

  • メルキゼデックとか錬金術師とか賢者の石とか
    なんだか懐かしい言葉がたくさん出てくる

  • 自分の人生を生きる

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著者プロフィール

1947年ブラジル生まれ。世界中を旅しながら執筆活動を続ける。主な作品に『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』

「2018年 『ザ・スパイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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