- Amazon.co.jp ・本 (59ページ)
- / ISBN・EAN: 9784885031533
感想・レビュー・書評
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【夢ゼミ2010年04月オススメ本】
あなたが反応するのはどこですか? びんぼう神をも拝む、松吉一家の人のよさですか? びんぼう神の人間臭さですか? 小さな善行の大切さですか? 集めることより分かち合うことの方が大切さですか? 仲間の大切さですか?
この本には全部あります。50ページあまりの本です。何度も読んでみることをオススメします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:びんぼう神様さま
著者:高草 洋子
■概要
松吉の家にびんぼう神が住みつき、家はみるみる貧しく
なっていきました。ところが松吉は悲しむどころか、な
んと神棚を作ってびんぼう神を拝みはじめました。
はてさて、どうなることやら?
■感想
なんだろう?普通に読めば"幸せってなんだろう?"とい
うのを問いかけているいい話なんだろうけど、何か引っか
かりました。
なんだろう?と考えて見ると・・・
・物語の定義として、なぜか、はじめから、裕福より貧乏
の方がいいという、前提で話しが進んでいる。
・そもそも、福の神の言葉がおかしい(根拠があいまい)
・自分の存在意義、存在価値を肯定するまでの流れが急
すぎる。
というのが、根拠なのかな?と思いました。
幸せの定義なんて、人それぞれだと思いますので、何と
もいえませんが、ほとんど人は、貧乏より裕福の方が
いいと思うのですが・・・・(裕福が幸せに繋がるかは
別の話しとして。)
もしも、"びんぼうがいい!"という殊勝な方がいるなら、
是非会って話しを聴いて、その人が実際裕福になったら
どういう行動を取るのか、見てみたいです。
この点が、どうも、自分の中でしっくりこなかったので、
最初から最後まで、気持ちが悪いまま、読み進める形に
なりました。
■気になった点
・お前さんもわしも同じ神だ。下っ端も、上も無い。良い神
も悪い神もないのじゃ。 -
ほっこり☆
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千浜 綾 川上木綿香 岡本三津江
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普通なら憎むべき貧乏神様さえも、祝福することで福をもたらす存在にしてしまうというお話。
キリスト教に通じるものがあるような気がするが、いろいろな教訓が含まれている。
どんな悪い状況であっても、前向きにいいように考えることであるとか、また、幸せになるためには自分だけでなく周りの人のことも考えるべきなどといったところは、学ぶべきところだと思う。 -
人を不幸にするのが仕事のはずの貧乏神が取り憑いた一家が変わっていて、不平をいうどころか拝まれてしまったから、さあ大変。貧乏神は自分はこれでいいのかと悩み、その一家を幸せにしてしまうお話。人間の欲望とか良心とかって不思議。あ、貧乏神のも???
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仕事に悩んでいる方のおすすめの1冊
8月2日(日) 『エチカの鏡(フジテレビ系列)』
放映時間21:00〜21:54
「読書のすすめ」 店長 清水克衛
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自分は何のためにいるのか。
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8/2 OA 仕事に効く1冊
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こういう本がもっと多くの人に読まれたら素敵だと思う。
シンプル、かつ、心に響く素晴らしい本。