あなたが演じるゲームと脚本―交流分析で探る心のうら・おもて

著者 :
  • チーム医療
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885090738

感想・レビュー・書評

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  • 著者の書いた「交流分析」の入門書を読んだことがあるが、CP優位というか、ステレオタイプ的、押しつけ的な解釈が書かれていて不快だった。

    それに比べると、本書はよかった。ダイアナ妃やマリリン・モンローなど、具体的な話が出てきてわかりやすい。

    入門書は話を単純化するため、あえて割り切った書き方をしていたと思われる。だが、むしろ本書のような各論のほうが、TAをどう臨床に生かすかのイメージがしやすいだろう。

    入門は他書で学んで、本書を読むのがよいのではないか。

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著者プロフィール

杉田峰康(すぎた みねやす)
1933年、東京都生まれ。1960年、アメリカのコンコルディア大学卒業(心理学、ケースワーク専攻)、1962年、イリノイ大学大学院修了(精神医学的ケースワーク専攻)。1963年、イリノイ大学付属病院にて精神療法研修中に九州大学医学部の故・池見酉次郎教授に請われて帰国。以後、同大学病院心療内科創設期より20年間、心身医学者と歩みを共にする。その後、活水女子大学教授、福岡県立大学大学院教授(臨床心理学)、九州ルーテル学院大学大学院教授を経て、現在、福岡県立大学名誉教授、日本交流分析学会名誉理事長。
日本における交流分析の第一人者。交流分析が日本に導入された1972年から研究・実践に携わり、「日本の文化、日本人の心性にマッチした交流分析」の普及に力を注ぐ。
著書に『こじれる人間関係』『新しい交流分析の実際』『人生ドラマの自己分析』(以上、創元社)、『ワンダフル・カウンセラー・イエス』(一麦出版社)、『交流分析のすすめ』(日本文化科学社)など多数ある。

「2018年 『3つの自分で人づきあいがラクになる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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