文章力―かくチカラ

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  • 展望社
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885462252

作品紹介・あらすじ

自らの文章修業で学んだこと。具体的にわかりやすく講義する40章。

感想・レビュー・書評

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  • ①話は途中から
    「三日前にね、ホテルのロビーでぼんやりしててね、カバンを取られてしまった。全くひどい目にあったよ」

    「ひどい目にあったよ」
    どうしたの
    「カバンをとられてね」
    いつ?
    「3日前」
    どこで?
    「ホテルのロビー」

    ②文章を書いたらあとで表題をつけるようにすると、テーマ・真ん中がブレない。平家物語はよい例。

    ③「読書百遍、意自ら通ず」
    名文を素読する。古典の文章は音調が快く、訳がわからなくても文句が耳にの残り、自然とそれが唇に上がって来て、折に触れ機に臨んで繰り返し思い出し、そのうち意味もわかってくる。

    ④なるべくセンテンスを短く。ついつなぎの言葉を頭にかぶせた文章になりがち。前後の文章の結びつける論理的接続詞を乱用しない。

    「なぜ”東京”がダメで、”京都”なのであろうか。これは観光のことではない。なぜノーベル賞は京都なのかという問題である。というのは、こんどノーベル化学賞を受けた〜もそうだし、〜、〜、〜など化学関係の受賞者は、いずれも三高ないし京大で学問をはぐくんでいる。しかし経済大国の首都東京は、そいういう人材を生み出していない。これには世界に誇る独創的研究を育てにくい理由でもあるのだろうか」

    「なぜ”東京”がダメで、”京都”なのであろうか。これは観光のことではない。なぜノーベル賞は京都なのかという問題である。というのは、こんどノーベル化学賞を受けた〜もそうだし、〜、〜、〜など化学関係の受賞者は、いずれも三高ないし京大で学問をはぐくんでいる。しかし経済大国の首都東京は、そいういう人材を生み出していない。これには世界に誇る独創的研究を育てにくい理由でもあるのだろうか」

    ⑤飾り言葉を削ぐ
    「四月。目に映るものみなすべてが新鮮であった。学生にとっての一年は確かに四月から始まるのだから、当然といえばそれまでだが、あれほど夢見ていた世界の扉を自分で押し開けたという実感で、以前とは比べられないほどの輝きを放っていた」

    「四月。目に映るものみがな新鮮であった。学生の一年は四月から始まるのだから、当然かもしれないが、夢見ていた世界の扉を自分で押し開けたという実感があって、まわりがこれまでとは違う輝きを放っていた」

  • 文章を書くにあたっての心構えや方法について記されている。
    後半は手紙の書き方についても触れてあった。

    普段、流し読みをしていた自分は文章が頭に残るほど読み込んでいなかったが、ブクログの引用機能で印象的な文は頭に残るようになった。少し読み方が変わったのかもしれない。

    短い文をつくることがいかに難しいかにも触れてある。
    今だとツイッターも然り、だろう。
    気軽にツブヤけるのはメリットなのかデメリットなのか、そんなことを考えた。

  • タイトル通り、文章がテーマの本だ。一テーマに対する分量が少なく、手がるに読むことができる。二十年程前の本であるため、今と状況がまるで違う部分も多々あるが、文章の変わらない本質を教えてくれる。ハウツー本のように気軽に手にとって欲しい一冊だ。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=238867

  • エッセイあるいは雑誌や新聞の記事のための本。小説にも応用はきくとはおもうけど。

    たゆまず書かないと退歩すると書かれていて、そうですね/(^q^)\って感じ。

  • 手紙の作法について、とても勉強になった。
    文書を上手く書けるようになりたければ、何度も書いて、見直すしかないということかな。
    もう一度読んで、身体に覚えこまそうと思うん。

  • 仕事で文章の書き方をダメ出しされ、
    「伝わる、分かりやすい」文章とは何か、どうしたら書けるようになるのか、
    それをかなり悩んだときに出合った一冊。
    分かっていたようで実は理解していなかった、文章をつくる作業のこと、
    コツを伝授していただいた気分です。
    文章の書き方、読み方を改めて考え直した一冊。
    そして、日本語が難しく、でも楽しいと教えてくれた一冊。

    図書館、ありがとう!!
    やっぱり本がすき♪

  • ひとつの章が短くてさくさく読むことができた。
    なるほど、と思ったことは
    ・思いついたときに勢いに任せて書く
    ・ネタは人に話すな
    ・文章の中で同じ言い回しは使うな
    ・一文は短く、解りやすくする
    ・文章は寝かせてから見直す
    ・とにかく書くこと

    ネタの話は経験があるので共感できた。
    ひたすら書いていこうと思う。

  • 0411177348

  • 読みたい。

  • 短い文章がきりりとかけてはじめて、ものが書けるということになる。
    本当に書きたいことがはっきりしてくるには、時間がかかるということだけは忘れない。
    熟したテーマは向こうからやってくる。
    書くことに自信のない人ほど時間をかけてあれこれ考えすぎる傾向がある。思い切って速く書いてみると、吹っ切れて、新しい文章が書ける。
    論文を書くというのはパラグラフを重ねて書く。
    文章を上達するには、とにかく書いてみること。思ったことをどんどん書いていく。

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