誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで

著者 :
  • エネルギーフォーラム
3.75
  • (3)
  • (3)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885553523

作品紹介・あらすじ

メディアによる不安増幅のメカニズム。いったい、どのように不安を増幅させているのか。その不安の増幅メカニズムとは、どのようなものなのか。メディアの記者たちは、どのような意識で記事を書いているのか。記者たちの思考法はどうなっているのか。これらの問題をひとつひとつ著者なりに考え、メディアとの協調とチェックのあり方も考える。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ○ジャーナリストの小島氏の著作。
    ○数々の「危ない」とあおるマスコミやそれに煽動される国民への警鐘をならす作品。
    ○元記者としての真実を冷静にまとめている。

  • 日頃マスメディアの報道を懐疑的な目で見ている自分からしても、本書を読むと「え?本当なの?」と思わず叫びたくなるような「事実」が次々と明るみに出てくる。時にはその根拠があまり明確に示されなかったりもするので本書自体を鵜呑みにすることも避けなければならないが、日頃から大量に浴びせられているマスコミ報道に対する解毒効果はあるだろう。もっとも著者はリスク論に軸足をおいており、「食の安全はリスク論とは切り離さなければならない」とする立場の人からするとかなり抵抗を感じる文章も散見される。
    しかしそれでもなお本書に一読の価値があるのは、例えばC型肝炎訴訟や不二家問題の報道にみても、洪水のような一方向の報道によって一読者・視聴者が自律的な判断を下せるような環境に、残念ながら今の日本がおかれていないことが痛感されるからである。なぜそのような事態になってしまうのか、本書では様々な角度から「不安報道」のメカニズムを検証し、ささやかではあるが、改善の処方箋も示している。多くの人に手にとってもらいたい本だ。

  • 科学的な要素よりもメディアのあり方に関する内容。俺にとってはありきたり。

全4件中 1 - 4件を表示

小島正美の作品

ツイートする