将棋の公式 復刻版

著者 : 加藤治郎

• 東京書店 (2000年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[deepoperationさんの感想 · 2016年4月23日]

将棋の戦略について書かれた本だが、類書として内藤九段の『初段最短コース』があり、そちらの方が棋力向上には役立つと思う。ただコースの方は内容が難しいので初心者向けではないので、初心者の方でこういう趣の本を読みたいというのならこちらを選んで良いと思う。ただし、入玉が最大の焦土戦術というくだりはなるほどと思った。

著者プロフィール

1959（昭和34）年、愛知県名古屋市生まれ。1982年、早稲田大学教育学部を卒業。1983年、未来短歌会に入会。岡井隆に師事する。1986年「スモール・トーク」にて第29回短歌研究新人賞を受賞。1988年『サニー・サイド・アップ』にて第32回現代歌人協会賞を受賞。1999年『昏睡のパラダイス』にて第4回寺山修司短歌賞を受賞。2003年、未来短歌会選者に就任。2005年、毎日歌壇選者に就任。2013年『しんきろう』にて第3回中日短歌大賞を受賞。2021年『岡井隆と現代短歌』を刊行。

「2022年 『海辺のローラーコースター』 で使われていた紹介文から引用しています。」