- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784885744624
作品紹介・あらすじ
わくわくドキドキ好奇心を刺激する体験型鉱物図鑑。
鉱物は集めること以外にも、楽しみ方がたくさんあります。本書では鉱物の特徴解説をはじめとして、色や形が面白いものを厳選した図鑑ページや、「割る・浸す・磨く・加熱する・光を当てる・作る」のビックリ実験、そして鉱物アクセサリーから鉱石ラジオ工作など多数掲載。図鑑の枠を超えて、鉱物を楽しむアイデアが盛りだくさんです。
感想・レビュー・書評
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石の写真にうっとりする。
石で遊びたいとは思わなかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
PBWの中で鉱石を扱いたくて手に取りました。
著者様が理科の先生でもあられるので、石の説明はどれも丁寧ですし、鉱石に興味を軽く持った学生さん(というか生徒さん…という年齢層)が、鉱石を使って「何かしてみたい」時の入り口に、非常にいいと思います。
別に実験をしなくとも、鉱石の写真はどれも美しく
薄暗い標本ショップへ、ハリー・ポッターよろしく
魔法の石を買いににゆく気分で石を眺め、想像を巡らす一助にしても良いのではないでしょうか。
昔、地学部だった身としては、当時は天文に夢中で
鉱石をあまり扱わなかったこへの後悔が疼きます。
でも、学校の勉強や部活を離れた今だからこそ
鉱石のコレクションをしてみるのも楽しいかな。
ともかく眺めて気になった項目を拾い読みするだけでも楽しい本。
実験も危険なものがないのは安心です。ただ、火も扱いますし、鉱石は繊細なので子供さんだけでの実験は、勧めません。
子供だけで大人が『許可』さえ出せばいいやと、保護者の方は安易に考えず側で一緒に楽しく実験するおつもりでどうぞ。 -
鉱物の児童書なかでトップクラスに面白い本。
図鑑系統の本は重く読みづらいことがあるが、この本は110ページほどに内容がまとまっているので手が疲れず手軽に読めます。
また、鉱物の紹介では一つ一つの鉱物の写真が大きく(幅8cmほど)、1つのページに複数の鉱物が紹介されている。これがまるでおもちゃ箱のように色とりどりで、写真を眺めているだけでも楽しめます。
個人的にはカーレトン石(透明度の高いクリアブルーが綺麗)・ペンタゴン石(スターフルーツのように断面が星形!)、トランキリティー石(いわゆる月の石、発見当時は地球で見つからなかったが後にオーストラリアで発見)、雲母の名前の由来などがすてきでした。
本文の内容は中学理科より詳しいので、理科の授業で興味を持った生徒にちょうど良いかも。火成岩・堆積岩の説明は少なめですが、鉱物のスケッチ方法などは画力の少ない人間からするととてもありがたいです。理科のスケッチの手ごろな本はあまり無いので、学生のころ散々苦労しました… -
あまりに鉱物に熱中したので家族から「石コ賢さん」というあだ名を付けられたほど鉱物に強い関心を寄せ、一時は人造宝石をつくって売り出そうとしていたこともある賢治。彼の作品にも、水晶や孔雀石、金剛石(ダイヤモンド)などたくさんの鉱物が登場しています。
そんな鉱物を見るだけでなく、遊ぶ方法がたくさん紹介されているのが本書。第3章「鉱物で実験しよう」では、割る、浸す、磨くなど様々な実験、また4章では鉱物を使った様々な工作が紹介されています。 -
内容も分かりやすく、デザインも凝っているので、ファンタジーやゲームが好きな人は楽しめると思う。難し過ぎないので、子供や初心者には嬉しい内容。何回も読みたくなる。
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前半はきれいで見やすい鉱物図鑑。基本的な知識から、写真付きの主な鉱物のカタログまで、非常にきれいな紙面構成で見ているだけで楽しくなる。後半は、いくつかの特徴のある鉱物に関しての実験等が掲載されていて読み物としても面白い。一冊家にあってもよいと思える書籍。
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検索で見つけた本。
「世界一~」とか「遊べる~」とか、近年はワクワクするような、読みたくなる表題の本が多くて見ているだけでも楽しくなる。
この本も機会があったら。でも息子の石ブームはもう過ぎたかな? -
この本には、美しい鉱物の世界と、鉱物を使った実験や工作などで、お気に入りの石をさらに美しくできます。他にも人工晶の作り方ものっているので、やってみてください。
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遊べる!
もったいなくて割れないけれど実験したくなります -
児童書あつかいにしては、マニアックな内容です(^^;
ハマっちゃった子は、楽しいでしょうね!
糸魚川までフォッサマグナミュージアムに行っちゃうような人向け(笑)
イラストや写真も美しくって自分みたいな一般人も鉱物が好きになっちゃいます