ABC (世界一美しいファーストブック ウィリアム・モリス)

著者 : ウィリアム・モリス

• 東京書店 (2019年4月15日発売)

作品紹介・あらすじ

モダンデザインの父と呼ばれたイギリスの有名デザイナー、ウィリアム・モリス（William Morris，1834-96）のオリジナルデザインを使用した、幼児向けアルファベットブック。A～Zのレタリングやイメージイラスト等にモリスのテキスタイルや挿絵などをあしらい、アルファベットとそれを用いた単語も美しいビジュアルで紹介。装丁も中面も繊細美にあふれており、プレゼントにもピッタリな一冊です。

感想・レビュー・書評

[亞綺羅さんの感想 · 2023年3月22日]

借りたもの。
ウィリアム・モリスのテキスタイルデザインを基(地？)に、モリスの意匠を可愛らしくマイルドにした動物や服などのアイテム(これは単体で見るとシュルレアリスム)が添えられた、ABC本。
オシャレでカワイイ。
紙も丈夫で、確かに世界一美しいファーストブック。
日本語を差し置いてアルファベットで良いのか…？と思いつつも、自分の趣味も相まって欲しい一冊。

[くまぞうさんの感想 · 2024年1月7日]

アルファベットと、アルファベットを頭文字にしたイラストと英単語が描かれている。
英単語の発音がカタカナで書かれてあり、アクセントがわかるよう太字になっている。
背景にモリスのテキスタイルが使われている。
小型のボードブックで持ち運びやすい。

【ママ評価】★★★
モリス大好きな母。
読んでみると、これモリスの必要ある？という感じで残念。
モリスの柄が背景にあることで、ごちゃごちゃしてイラストがわかりづらいような気がする。
幼い子向けなら単色背景の方がわかりやすいと思う。
イラストもなんちゃってモリス感がすごくて、モリスじゃない感を際立てちゃう気がする。
幼い子向けなのがかえってモリスの美しさを台無しにしてるような。
やっぱりターゲットとモリスが合ってなくて難しいのかな。
ならモリスを押し出して大人っぽいファーストブックに振り切ってほしかった。

【息子評価】★★★
お風呂の時にアルファベットのマグネットで遊んでいる息子。
アルファベットを何個か覚えていて、母は「おお〜」とちょっと感激した。
母の後に英単語を真似してくれる。
ちゃんと真似しようとしてくれるので、母の発音が良ければなあ…という気持ちになってしまう。
英語の絵本はどうしても発音が気になってしまうので、英語の絵本にも触れさせたいなあと思う反面、ちょっとハードルが高く感じる。
2歳3ヶ月

[カタラギさんの感想 · 2023年7月1日]

読了　1y8m

[ayaponさんの感想 · 2022年7月22日]

ウィリアム・モリスの図柄を元に絵本化したもの。アルファベットの絵本。

[SHELLYさんの感想 · 2022年7月19日]

お洒落で可愛らしい絵本です。
分厚くて手触りが良く、高級感のある本なので、プレゼントにもオススメ！！

[hosinotukiさんの感想 · 2020年6月15日]

本当に美しい絵本．子供のファーストブックとしてはどうだろうと思うけれど，眺めているだけで楽しい．

[scaramoucheさんの感想 · 2020年2月1日]

アルファベットと、それを頭文字にした単語の絵が並ぶ、イギリスの赤ちゃん絵本。どの絵も美しいけれど、特に「T（tree）」の淡い色合いが素敵。　

[R.McCartneyさんの感想 · 2019年10月12日]

１歳の子どもが好きな本です。中身は当然わかりませんが、絵が綺麗なので、ひとりでよくめくって見てます。

著者プロフィール

William Morris（ウィリアム・モリス）1834年～1896年

詩人、工芸職人、デザイナー、社会主義者、環境問題活動家、小説家、出版者として、19世紀の英国社会に多大な影響を与えた。その影響は、没後120年以上経っても衰えず、むしろ重要性が高まっている。デザイナーとしての側面だけでなく、人生の後半に、不平等な社会の変革や環境保護のために献身したことが、とくに最近注目されている。

「2019年 『素朴で平等な社会のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」