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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886295552
感想・レビュー・書評
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楽しく読めました。
表題の一話目である「禁書売り」は、時代物好きでなくても
本好きさんにもお勧めできるかも。
もっと続きが読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう一つ、築山さんの本があったんですが、待ち時間に読めるようにと、中編集であるこの本から読み出しました。
舞台は、1800年代 大阪 江戸時代も終わりに近くなった頃でしょうか。
申し訳ないことに、私には、日本史の基礎知識がありません。
すべて、関心するばかり。
身近な大阪が舞台なので、頭の中で、情景を想像しつつ読みました。
主人公の、緒方章、のちの緒方洪庵は、ごく普通の真面目な青年と言った感じです。
政治的な駆け引き、商人の駆け引き、瓦版、浪速講の案内人。
江戸時代の風俗や、大阪の雰囲気に興味津々で読んでしまいました。
魅力的な登場人物、緒方章の先生である、中天ユウ(私のパソコンでは字が、でないんですね。)
もちろん素敵な左近。
左近は、小柄ながら引き締まった美線の若い娘?
中編の連作になっています。サブタイトルが、「緒方洪庵 浪速の事件帳」ですから・・
無理矢理たとえれば、緒方章が、ワトソン、左近がホームズでしょうか。
当然続きが読みたくなる本です。
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