ヴァ-グナ-のオペラの女性像

著者 :
  • 鳥影社・ロゴス企画部
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886297228

作品紹介・あらすじ

ヴァーグナーの主要なオペラを対象に、そこに登場する女性たちに焦点を与えることで、新たなヴァーグナーの世界を開示する注目の論考。

感想・レビュー・書評

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  • 2017/8/21
    「METライブビューイングアンコール」2017 で また「トリスタンとイゾルデ」を見ることにしました。
    そこで、またこの本を読みます。
    前回同様、前書きを読んで、あとがきを読んで 「トリスタンとイゾルデ」のところだけ読み、
    やっぱりすっかり忘れていたので すごい内容だなぁと感動。 (*^_^*)♪
    別の本も読み、いろんな視点からワーグナー(ヴァーグナー)と「トリスタンとイゾルデ」に迫ります。

    2009/9/9 読み始め
    ・ ヴァーグナー(ワーグナー)は、じつは それほど好きではない。
    でも、「トリスタンとイゾルデ」は見てみたいオペラ。
    「METライブビューイングアンコール」で メトロポリタンの映像を見ることができる。
    下調べ中に見つけたこの本。 まずは、イゾルデのページから読み始めたが、順に読むつもり・・・。
    これで ヴァーグナーを好きになるかなぁ?

    ・ この本を読んでから、オペラを見たのは正解だった。
    イゾルデのキャラクターの より本質に近いところを、少しでも頭に入れておいたので、
    休憩も含めて5時間半という長丁場にも 飽きることなく楽しめた。
    というか、完全に楽劇を堪能できました。♪
    願わくは、本場の劇場での鑑賞をしたいところ〜。

    ・ 本書では、ワーグナーの7つのオペラについて書かれているが、今回は印象を際だ出せるため、
    本文では第4章「トリスタンとイゾルデ」のみを読みました。
    「はじめに」と「終わりに」の内容は、本文以上に興味深く、
    これまで、近代市民社会を描いた芸術作品に感じていた、違和感の部分の謎 (女性の位置づけとか)が少しわかったような気がします。
    R.シュトラウスの「サロメ」にも言及されていて参考になったし!

    次回、ワーグナーの作品を見る前に、忘れずに読み返したいです。

    2009/9/9 読み始め 9/12 必要箇所を読み終える。
    2017/08/14  再予約 8/18 借りて必要な個所を読む。

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著者プロフィール

1951年、岡山県生まれ。現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科・文学部教授。専攻はオペラ表象論、ドイツ文学。著書に『モーツァルトとオペラの政治学』(青弓社)、『ヴァーグナーのオペラの女性像』(鳥影社・ロゴス企画部)など。

「2016年 『リヒャルト・シュトラウスとホーフマンスタール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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