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- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886561695
感想・レビュー・書評
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日本神話デビュー。
日本神話の輪郭、骨格がわかる。
神は最初から完全ではなく反省したり成長する点、
神同士で天地統合に向けて、説得や調整する点、
最終的には人間の行動が大事な点、
など、とても新鮮だった。
ただ、この本の全体理解は一読では厳しい。
神の名前が複雑(長い、別名、など)なので、
系譜や時系列などの図示があると、
なお良かったのではないかと思う。
ただ、繰り返し読めばさらに理解が深まる気はする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の神話の入門書として読んだ。
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ほんとに初めて読んだ、日本の神話。<br>
アマテラスとスサノオの解釈があたらしく、おもしろかった。アマテラスが岩屋に篭ったのは、スサノオに怒ったのではなく、行き過ぎた己の行為を反省してのことだった。スサノオを懲らしめるでもなく、謝罪するでもないこの行為が、アマテラスの体面を保ったのだ。
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