小村寿太郎: 近代随一の外交家その剛毅なる魂

著者 :
  • 展転社
3.60
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 13
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886562579

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  片山先生の本を読んだのもあり、ほかの小村についての本を読もうと思って手に取った本です。

     恥ずかしい。
     読んでて恥ずかしい本って今までもけっこうあったのですが、これもかなり恥ずかしいです^^;
     数ページ読むごとにお腹いっぱいになってました、何の苦行だ。
     小村をわっしょいし過ぎていて、ちょっと私にはどこまで行くのかわかりませんでした、スカイツリーも超えたのではないだろうか…←
     まあ、わっしょいするのは人物史にはよくある事なので致し方ないのかなあとも思いつつ、かといってほかの人を落とすのはよろしくないと思うのです…
     また、諸外国の事情も鑑みてないなあ…という感は否めませんでした。
     確かに日露戦争は日本史上ひとつの転換期であるし、それは世界史にも当て嵌まると思いますが、その時の日米関係の悪化がそのまま昭和の戦争に繋がるとは思えません、だって間に第一次世界大戦を挟むもの。
     後、清国をなめてるなあ…という感じも強かったです、朝鮮に関しては私もそこまで詳しいわけではないのでなんとも言い難いですが。
     先に李鴻章の本を読んでいたので、あまり清国の事を悪く言われるので寂しい気持ちになりました、清国だって頑張ってたのよ…
     まあ、今の日本外交に関するコメントは至極納得いくものばかりでしたが(苦笑)

     まあ、小村の逸話とかはたくさん載ってたので、小村の人物は見やすいかな………

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

昭和21年、北海道生まれ。國學院大学中退。学生時より日本の歴史及び人物について研究を続け、月刊情報誌『明日への選択』に多くの歴史物語・人物伝を連載中。全国各地で講演活動を行っている。現在、日本政策研究センター主任研究員。著書に『東郷平八郎』『乃木希典』『小村寿太郎』(展転社)『日本を護った軍人の物語』(祥伝社)『二宮尊徳』『維新の先駆者』『親日はかくして生まれた』(日本政策研究センター)『日本の誇り103人』『日本の偉人物語』シリーズ『日本の母と妻たち』(光明思想社)などがある。

「2023年 『日本の偉人物語8-空海 勝海舟 今村均』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田幹彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×