国家の再興

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  • 展転社
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886563712

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  •  国史を縦横に語り、支那を如何に捉へるかと言った近現代史の勘所を明解にし、一気に読み進む事が出来た。
     筆者の本書の問題意識は西郷南洲遺訓の右の件である。「政の大體は、文を興し、武を振ひ、農(現代では産業)を励ますの三つに在り。」(西郷南洲遺訓)
     小生にとって圧巻の筆致は極東軍事裁判と日本国憲法との関係の件である。
     極東軍事裁判の起訴(昭和21年4月29日昭和天皇誕生日)から刑執行(昭和23年12月23日今上天皇誕生日)と日本国憲法公布(昭和21年11月3日明治節)から施行(昭和22年5月3日)は、縄を編む様に絡み合ってゐる。日本国憲法は極東軍事裁判検察側起訴状を裏付ける日本側文書(罪状認否、詫び状、実は両方ともGHQの自作自演)となってゐる。弁護士でもある氏の議論は明解である。
     内容は、未だに太平の眠りから醒めぬ現代の日本人に対する劇薬である。

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