天皇と国民をつなぐ大嘗祭

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  • 展転社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886564801

作品紹介・あらすじ

皇位継承儀礼の大嘗祭。
その成立はいつか? 新嘗祭との違いは何か?
本書は大嘗祭の歴史と全体像を提示し、国民の参画は大嘗祭の最も大切な契機であるという視点から、知られざる大嘗祭の真姿に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 大化以前の各地で行われていたニイナエ、新稲新粟を物忌みし神に供える、常陸、駿河など。
    持統天皇から、大嘗祭。新嘗祭は朝廷内儀式、大嘗祭は天皇と百姓、公民の儀式。
    東西の稲作民、それ以外の民からの捧げもの。紀伊、淡路、阿波や隼人ら。
    歴史、儀式内容の解説。
    主基殿(すきでん)=千木が男性神、西日本。す=50音の前半分の真ん中。天。
    悠紀殿(ゆきでん)=千木が女性神、東日本。ゆ=50音の後半分の真ん中。地。

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著者プロフィール

昭和32年、岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒業。同大学院博士課程(神道学専攻)単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「国家観・歴史観」講座担当などを歴任。大嘗祭の研究で神道宗教学会奨励賞を受ける。小泉内閣当時「皇室典範に関する有識者会議」のヒアリングに応じる。現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師など。
著書は、『天皇と民の大嘗祭』(展転社)、『この国の生い立ち』(PHP研究所)、『天皇から読みとく日本』(扶桑社)、『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)、『日本の10大天皇』(幻冬舎新書)、『天皇「生前退位」の真実』(同)『歴史で読みとく女性天皇』(ベスト新書)、『私たちが知らなかった天皇と皇室』(SBビジュアル新書)、『古事記が日本を強くする』(共著、徳間書店)、『歴代天皇事典』(監修、PHP文庫)、『天皇陛下から私たちへのおことば』(監修、双葉社)、『天皇と元号の大研究』(監修、PHP研究所)など。

「2019年 『天皇と国民をつなぐ大嘗祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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