洗心洞箚記: 大塩平八郎の読書ノ-ト (上) (タチバナ教養文庫 17)
- TTJ・たちばな出版 (1998年10月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886929365
感想・レビュー・書評
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現代人はここまで到達するのだろか?
まだまだこれからも学びます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
陽明学者でもあった大塩平八郎の学びの記録である読書ノート『洗心洞箚記』を現代語に訳した本の上巻。書き下し文も掲載。
大塩平八郎というと、日本史で学んだ「大塩平八郎の乱」が思い浮かびます。乱の首謀者であった大塩平八郎は、大坂町奉行の与力だっただけでなく、私塾・洗心洞で子弟を指導した陽明学者でもありました。
本書は、大塩平八郎が学びの中で得た気づきなどをまとめた読書ノートともいうべきものです。大塩平八郎の学びに対するストイックさが文章から伝わってきます。
学びで大切なことは知識を得ることだけではありません。得た知識を実践することではじめて学びの意味が生まれてきます。そのことも大塩平八郎は教えてくれます。 -
昔の人は偉かった。
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儒教の古典について、大塩平八郎が思ったことを解説。
古典のことも分かり、彼の人柄も分かり、ダブルでおいしい感じ。
えらい人は、しっかりとした本を読んでいるんだなあと実感しました。
気持ちがしゃきんとします。
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