地球家族―世界30か国のふつうの暮らし

制作 : 近藤 真理  杉山 良男 
  • TOTO出版
3.78
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本棚登録 : 473
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887061057

作品紹介・あらすじ

世界の平均的家族の持ち物と暮らしレポート。高級車を4台もつクウェート。1頭のロバしかもたず毎日40分かけて水をくみに行くアルバニア。自家用飛行機2台と4頭の馬をもち今日を楽しむアイスランド。2週間も食べられなくてもすべて神様が決めることというインド、生きていることが成功の印というグアテマラは驚くほど物が少ない。テレビも飛行機も見たことがなくても仏に守られているかのように静かに暮らすブータン。物質文明の先端で信仰生活になぐさめを得ているアメリカ。環境や人口といった地球がかかえる問題を考えると子供の未来が不安だというドイツ。物が溢れる日本。

感想・レビュー・書評

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  • 今更ながら良くできた本だと思う。
    1994年の地球の家族です。

    序文には
    「写真と統計を通して、地球に住む人間に共通のヒューマニティと豊かな社会と貧しい社会をへだてる物資や環境の落差という両方の側面を同時にとらえようとする試み」とある。
    写真に添えられている家族のデータベースが面白い。
    選択国がアメリカ合衆国の旧敵国となっているため良かったのでしょう。

    クウエートの24人用のソファーには思わずにんまりしました。

  • すごい!!まずそれ。
    30か国のふつう(?)の家族 持ち物を全部外に並べてみせてくれるという写真集 物が少ないとか多いとかが幸せの物差しにはならないことを考えさせられた。
    後ろに映る風景もすごいものがあった 砂漠だったり、爆破されたようなアパートだったり(+-+)
    持ち物の中にショットガンを見つけて なんだかドキっとした。

  • すごい壮大なプロジェクトだなぁ。世界中の「ふつう」の家族の生活ぶりと家財道具一式が見学できる。しかし、日本の家財道具のコマゴマぶりったら!統一感のなさでなら世界一だ。モノの多さと言えば、ドイツも同じぐらいに見えるが、こちらは一つづつが大きいし、色や形に統一感がある分、雑多な感じがしない。改めて、島国だな…と実感する。読み物としては、全然面白くない(そもそも、文章がなんだか変)けど、写真集としてみるなら異色で見ごたえがあると思う。もうちょっと軽めの判で誰か改編してくれないかなー。ヴィレバン辺りで売れそう。

  • 大好きなナショジオ系の本。世界30カ国の家族を取材し、家中の持ち物を全部外に出して撮影、大事なものや将来のことなどのインタビューをまとめたもの。多様な世界とはよくいわれるが、目でみて非常によくわかる。毎晩頑丈な鍵をかけないと強盗に襲われる家族、2週間まともな食事ができていない家族、政府の指示のもと取材や撮影が許される家族、撮影の数日後にお父さんが射殺されてしまった家族、馬鹿でかい家と高級外車と美術品に囲まれている家族・・・。東京の家族も掲載されているが比べてみるともっているものの多さに驚く。本、おもちゃ、服、アクセサリーなど、世界的には贅沢品と言われるものをたくさん持っていて違和感を感じるほど。世界、文化、民族、暮らしの違いがよくわかる良い写真集。

  • 取材の時期は1992年ごろ。
    湾岸戦争直後です。クウェートという国が一気に注目された時期です。
    日本はバブル最終期、崩壊が始まったぐらい。
    地下鉄サリン事件もまだだし、9.11もまだ。インターネットの普及もまだまだです。
    そんな世界情勢の中の家族の写真。
    今撮れば、同じ国でも大きく状況は変わっているでしょうね。
    戦争の影も大きく影響しているだろうな…。
    スーパーファミコンテレビに反応しちゃいます。

  • 20年前の本なので、写真に写っているものが古い感はありますが、その国の、その家族の文化や生活が写真から読み取れました。とてもおもしろかったです。良い本に出会えました。

  • 20年以上前のものなので、もう内容が古い。

  • 世界の多様性と豊かさを感じる本。

    いつかの時代を切りとった貴重な記録となり得るもの。

  • 【世界の中流階級の暮らし】
    「地球」の視点で、人の暮らしを見つめることができる写真&データ集。この当時より貧富の差はひらき、寿命は伸びている。日本人の持つモノの多さを客観視できる本でもありました。マリの家族の持ち物に「マスケット銃」があったことにドキリとしたりも。

  • 世界30カ国に渡り、その国で中流(普通の・いっぱん的な)の家族にお願いしてすべての持ち物を外に並べて記念撮影するプロジェクト。
    ボスニアの破壊されたベランダや、仏具がほとんどのブータンなど、興味深くて、ふと考えてしまう本だった。
    世界にはたくさんの普通がある。

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