- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887062955
作品紹介・あらすじ
華麗で荘厳な皇帝建築、人智を尽くしてつくられた宗教建築、風土と民族の誇りを映し出した民居のほか、装飾、風水、色彩など、20の中国建築文化を彩るテーマ。豊富なビジュアルと案内マップ付。
感想・レビュー・書評
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おすすめ資料 第329回 (2016.4.22)
中国各地の名勝・名跡の建築物が、カラー写真入りで紹介されています。
紫禁城(第3章,p273-他)・天安門(第19章)・兵馬俑(p68-)・四合院(p224-)、他に莫高窟(p119-)や諸葛村(p105-)、穴居式家屋のヤオトン(p239-)等々、約100カ所が掲載されています。
本書などで、その地の歴史や建築物について学び、気に入った所に、実際に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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https://www.facebook.com/lib.kobe.cufs/posts/968989013150804詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国の宗教建築・庭園・城門の写真と説明が豊富で、感動の連続。中国建築に興味を持ち始めた自分にとっては言う事なしの本でした。モスク(清真寺)や、地方建築(福建省の円形土楼やトン族の村)などのバリエーションも豊富で、都市部以外の雰囲気もよく分かりました。 中国建築は屋根の軒反り具合が素敵です!
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読み終わった、というより見終わった、という状況。
明式・清式家具の本が欲しかったのだけれど見当たらず、やむなく買った本とはいえ、やはり「壺中天」やシンメトリーで成り立つ中国の歴史建築物は、どこか観念的な宇宙を感じさせて日本の建築物とはまた異なる面白さがある。シュリーマンの幕末の東アジア航海日記と併せて読むと、建築物の新旧にも眼が行ってさらに興味深い。