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- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887137295
作品紹介・あらすじ
講義をやめよう。全ての瞬間で学生の学習活動を要求する授業にしよう。そうすれば、私語は全く生じない。そのような授業をどう計画するか。教材研究をどう行うか。どんな指示・発問をすればいいか。著者自身の授業の事実をもとに具体的に示す。
感想・レビュー・書評
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大学授業とあるが、どの段階でも使える教員向けの本。
著者の事が顔さえ見ていないが分かるように書かれている。
具体的であり明確である。分かりやすい。
まるで、授業をうけているように錯覚する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学教師が講義をやめて、学生に考えさせれば、私語はなくなり、よい授業が実現するという主張。しかし、提案されている指示・発問は、前提に「べき論」があるため、属人性が強いものである。だから、そうした権威を背負い得ない若い教師(適性のない教師)が実行した場合に発生する教室の混乱(人心の離反)は想像を絶する。筆者は、基本として学生は学びたがっているという前提に立っている。筆者には消費社会について考えた形跡がなく、現代学生の現状に対する筆者の前提は間違っているように思われる。
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