本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887137547
作品紹介・あらすじ
かつて教育移植に力点を置いた先進国研究から出発した比較教育学は、グローバル化の中、新たな転換期にある。いま様々な理論と方法が並立する中で「包括的地域研究」の有効性を主張する著者は、内外教育諸機関における豊富な経験を生かし、日本の大学改革、歴史教育、留学生政策、エスニシティと教育等の実践的課題を鋭く分析すると共に、発展著しいアジア諸国との比較の下、わが国の教育、特に国家戦略としての高等教育の立ち遅れを鋭く批判し、韓国、アジア諸国での大学等自らの実践を通じて、比較教育学研究方法の有効性を実証した労作。
感想・レビュー・書評
-
馬越先生による比較教育学の教科書、もしくは先生のこれまでの研究生活を綴った半自伝。前半は「比較教育学方法論:理論・方法・教育研究基盤」と題して比較教育学の歴史や方法論を説き、後半の「比較教育学研究の実践:アジア・高等教育・エスニシティ」で、自らの研究を紹介しています。
地域研究と比較教育学をどう結びつけていくかの議論、改めて読むと面白く、また結構共感しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示