空間の履歴: 桑子敏雄哲学エッセイ集

著者 :
  • 東信堂
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887139169

作品紹介・あらすじ

地球環境という意識がまだなかった古代中国、そこには自然と人間の深い関わりを悟り、自然に対してどうふるまったらいいかを見定めようとする思想があった。コンクリートやアスファルトで世界を硬く塗り固め、やわらかな自然に触れる感性を失ってしまった現代文明を、時を超えて見つめなおす哲学エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 易思想と現代 ここから調停合意形成までの距離はどうつながったのか読みたい

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

桑子 敏雄(くわこ・としお):一九五一年群馬県生まれ。哲学者。東京工業大学名誉教授、一般社団法人コンセンサス・コーディネーターズ代表理事。一九七五年東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。南山大学助教授などを経て東工大へ。一九九九年に上梓した『環境の哲学』が建設省官僚の目に留まり、政策提言を求められ、公共事業(ダム建設など)の地元住民の合意形成にかかわるようになる。「ふるさと見分け」「市民普請」を提唱。東京工業大学リベラルアーツセンター長もつとめた。著書に、『環境の哲学――日本の思想を現代に活かす』(講談社学術文庫) 、『感性の哲学』『西行の風景』(日本放送出版協会一九九九、二〇〇一年)、『日本文化の空間学』(東信堂、二〇〇八年)『生命と風景の哲学――「空間の履歴」から読み解く』(岩波書店、二〇一三年)、『わがまち再生プロジェクト』(角川書店、二〇一六年)、『何のための「教養」か』(ちくまプリマー新書、二〇一九年)など多数。

「2023年 『風土のなかの神々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桑子敏雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×