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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887187252
感想・レビュー・書評
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全六章からなりそれぞれに植物の「ちょっと不思議な話」が紹介されている。特別新しい情報が拾われているわけではないが、植物に関する不思議で魅力的で面白い話が広く浅くチョイスされているので、雑学書的な楽しみ方には充分であろう。
なお、第一章の「毒や薬にもなる植物」は、同作家の「毒草大百科」のよりぬき版といった趣なので、ここが目当てであるなら「毒草大百科」の方がお勧め。
また、第六章の「謎に満ちた植物世界」はJ・ブロス著の「植物の魔術」と記述がかなり似通っている部分もある。第六章目当ての人は「植物の魔術」の方がお勧め。
「毒草大百科」にも別の作者の著作である「毒草を食べてみた」と記述がかなり似ている項目が幾つか見られた(新装版では改訂されているかもしれないが)。この「毒・食虫・不思議な植物」はそれほど露骨ではなくなっているが、参考文献の記事を適度にいじっただけ、という感じの記事がたまに見られる。
少し楽しみたい、という人には便利であるが、既にある程度植物関連(特に毒草)の本を読んでしまっている人にとっては少々物足りないかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議な植物についてまとめられた本。育て方が載っていて便利。資料にあたりすぎのきらいも。素人っぽい口絵の写真が残念。
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