牛の文化史

  • 東洋書林
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887217911

作品紹介・あらすじ

世界神、建国神、造物主としての牛、原初的な富を象徴し資本主義の暗喩となった牛、グラマラスな女性の喩えから果ては直截的な性愛の対象となった牛、身体や権力の優越性の顕現としてロラン・バルトが注目した牛、喰らい、喰らわれる牛、そしてカニバリズムの劫罰たる疫病に喘ぐ牛。ラブレーが欲し、ガーンディーが拒み、「アメリ」が揶揄され、ダンテやツェランが幻視した、億千万の牛を巡るミーノータウロスたる人類のイマジネーションの旅。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ☆牛と豚の違いは?

  • <DIE KUH : Leben, Werk und Wirkung>
      
    装丁者/廣田清子+Office SunRa

  • テーマ史

  • 牛について文化面から研究した本として読みました。
    西洋の文化において牛というのがどれほど重要であるかを知ることができます。文章も面白く書かれており、研究所みたいな重さが無いのが特徴です。
    牛についての色々な事が分かり、面白いと思います。

全4件中 1 - 4件を表示

臼井隆一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×