キャプテン・クック: 世紀の大航海者

  • 東洋書林
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (590ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887218093

作品紹介・あらすじ

厳然とした階級社会のなか、腕と才覚のみを頼りに名高い探検家へと駆け上がったキャプテン・ジェイムズ・クックの決定的評伝。極貧の生い立ちと徒弟時代、海軍測量士として頭角を現した後の二度にわたる世界周航でつかんだ栄光、博物学の偉人たちとの邂逅と反目、そして三度目の航海で迎える酷薄な最期までの五十年を、一個の十八世紀人の細密な肖像として圧倒的ボリュームでつづる。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/60730

  • どうも、最後はハワイ人にも部下にも見放された観のある状況で殺害されたようだな。

  • 第1章 ヨークシャーの徒弟
    第2章 七年戦争
    第3章 ニューファンドランド島の地図製作
    第4章 太平洋での挑戦
    第5章 タヒチとの初めての接触
    第6章 快楽(キュテラ)の島
    第7章 オーストラレイシアでの苦難
    第8章 故国へ向かって
    第9章 南極大陸
    第10章 トンガ人とマオリ人
    第11章 太平洋の制覇
    第12章 失われた地平線
    第13章 最後の航海
    第14章 最後のタヒチ
    第15章 幻想を追って
    第16章 ハワイの悪夢
    第17章 ケアラケクアの悲劇

  • クックについての長年抱いていたイメージが覆される。貧しい生まれながら、勤勉で努力家、生まれながらの才能でその地位をつかみながら、志半ばで悲劇的な最期を遂げた人。
    もっと簡単に言えば、地球を3周して、三度目に帰ってこなかった人。(大雑把過ぎる。)
    …だと思っていた。
    偉大な人であるには違いない。だが、彼も人間。特に、晩年の彼は気難しい頑固おやじ。部下との軋轢もあり、原住民の問題もあり。
    人間として一層親しみがわいた。
    が、お友達にも上官もしたくない。
    お友達ならクラークがいい。
    (昔からひいきしているだけだが。)
    久しぶりにウィトビーに行って、彼の像の足元に立ち、彼が見ているものを見て来ようと思う。
    そして今度は、若き日のクックが上った丘に登ろう。

  • この本にはキャプテン・クックの歴史が書いてあります。キャプテン・クックは海軍測量士として頭角を現して二度にわたる世界周航でつかんだ栄光、キャプテン・クックについて知ることが出来る本になっています。
    (外国語学部 外国語学科)

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