物語構造分析の理論と技法―CM・アニメ・コミック分析を例として

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  • 大学教育出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887309869

感想・レビュー・書評

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  • この本は初読ではない。いわば技法のマニュアル本なので必要に応じて開くものなのだが、ともかく類書のない内容である。聞くところによれば、著者は随分原稿を書籍にする際に削らされたらしく、そのために分析例などで具体的な部分が分かりにくかったりするのが残念極まりないが、有用な書籍であることは間違いない。こうした精緻な作業を行える時間もなく杜撰な論考(とも言えぬもの)を形ばかりに生産している者としては、身の引き締まる思いがする。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部教育学科教育学専攻教育心理学専修卒業。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻電子通信工学専門分野博士後期課程単位取得満期退学。フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科教授。著書に『現代思想のコミュニケーション的転回』(筑摩書房)『世界をよくする現代思想入門』(ちくま新書)『難解な本を読む技術』『私のための現代思想』(以上、光文社新書)など。

「2022年 『哲学史はじめの一歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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