白のフィオレンティーナ(11) (冬水社文庫)

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  • 冬水社 (2007年9月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887417779

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  • 戦争やその他の理由で、近しい人がみな去って、ローマに残されたフィオレンティーナの戦い。
    そこまでの力があるか、と問われれば疑問がないわけではないけど、でもいいのです。
    私のはこのフィオレンティーナのひとりの戦いが好き。

    そして、養父であるが故の、じじさまのフィオレンティーナへの愛と、その愛に打たれて、また身を引こうとするアルフォンソ様がなー。
    ますますじじさまに対する愛が高まってしまう。
    ミケにいじわるされている姿がまた、愛らしい(違)

    さて、そのミケ。
    フィオレンティーナとアルフォンソのために何もしてやれないと嘆くジョヴァに作ってやる彼の像が、めちゃくちゃ好きです。
    すごく可愛いし、何よりミケがジョヴァのことをどう思っているか、あの像が何より物語っている。

    それにしてもミケ!
    自分に正直だけど性格がヒネていて(無理もない生い立ち)毒舌なのに、唯一ジョヴァにはなんであんなに真っ正直で素直であけすけなんだっ!
    ツンデレとは真逆なのだが、ツンデレの100倍心の臓に来ます。
    私のミケ好きは、きっとこの辺に起因するんだろうなー。
    あー、本物のミケランジェロ先生に申し訳が立たない…(私が)

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