葉っぱのフレディ―いのちの旅

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レビュー : 181
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887470026

作品紹介・あらすじ

この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた日本の子どもと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。わたしたちはどこから来て、どこへ行くのだろう。生きるとはどういうことだろう。死とは何だろう。人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになることを祈ります。本書は、アメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が「いのち」について子どもたちに書いた生涯でただ一冊の絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学者だったレオ・バスカーリアが
    生涯でただ1冊書いた絵本、
    それが「葉っぱのフレディ」です。

    生きることも死ぬことも
    穏やかにながれていき、
    “いのち”へ還り、また生きる。

    生きることも死ぬことも
    自然な変化のうちのひとつであり、

    生きることを楽しみ、
    しあわせに生きる先にある死は
    “いのち”の輪に加わるための
    ひとつの変化にすぎないことを、

    「葉っぱのフレディ」という絵本は、
    教えてくれます。

    「葉っぱのフレディ」を読んでいると、
    生きている自分を
    いつの間にか肯定している自分に
    気づきます。

    そして
    その先にいつかみえる死も、
    あたたかいものに思えてくるのです。

    人生を終えるそのとき、
    「葉っぱのフレディ」を
    そっと聴きながら旅立てたらきっと、
    穏やかに“いのち”の輪に還っていける、
    そんな気がしています。

  • アメリカの哲学者が書いた「いのち」の絵本。

    葉っぱの紅葉について説明してる部分が印象に残りました。


    いっしょに生まれた 同じ木の 同じ
    枝の どれも同じ葉っぱなのに どうし
    てちがう色になるのか フレディにはふ
    しぎでした。
    「それはねーー」とダニエルが言いまし
    た。「生まれたときは同じ色でも いる場
    所がちがえば 太陽に向く角度もちがう。
    風の通り具合もちがう。月の光 星明か
    り 一日の気温 なにひとつ同じ経験は
    ないんだ。だから紅葉するときは みん
    なちがう色に変わってしまうのさ。」 


    葉っぱの一生を具体的に追うことで、
    漠然とした「いのち」について考えさせられる絵本でした。

  • 「いつかは死ぬさ。でも“いのち”は永遠に生きているのだよ」

    葉っぱの一生から学ぶ“いのち”とは。

    いつか自分の子供に読んであげたい。

  • 命の再生を描く名作。カテゴリとしては「大人向け絵本」か「エッセイ」でも良いのかもしれませんが、我が家では6歳息子がちゃんと聞いてくれるので「子どもと読む絵本」に分類しました。
    葉っぱのフレディがはっぱとして生まれ、死をおそれ、他の葉っぱたちと別れを告げ、死を受け入れ、雪の上に散ってゆく様を擬人化してえがいています。
    人は死んでも生まれ変わるのよ、とか、姿を変えてそばで見守ってくれているよ、などと言う安直な慰めではなく、人間だけでなくありとあらゆる命が、自然の一部なのだということなのでしょう。そういう本です。

  • 生まれたときは同じでも、いる場所が違えば 太陽に向く角度が違う。風の通り具合も違う。月の光 星明かり 一日の気温 何一つ同じ経験はないんだ。だから紅葉するときはみんな違う色に変わってしまうのさ。 印象に残ったフレーズ。

  • 2014.10.08 読了
    人の人生は、葉っぱ1枚の人生に例えられるものだろうか。死は、葉っぱが幹から離れるようなものなのだろうか。納得できない部分が多く、あまり好きになれなかった。

  • 生まれてから死ぬまでの「いのち」というものを葉っぱのフレディを通して子供たちにわかりやすく描いている。フレディは秋になり、冬になり木から離れていく友人たちを見て、それは死んでいくということだと知り、怖いと思う。でも、地面に降りた時自分が生きていた時の大きな力強い木を下から眺め、ずっとずっとこの木は生きていくのだと知り、やがて自分もその木をますます育てるための栄養となっていき、また新たな命を育てる。「いのち」はずっと続いていくものなのだとフレディは思う。
    とても優しい素敵な絵本だった。

  • 故日野原重明先生の本に紹介されており、興味を持ったので手に取ってみました。

    木の枝の葉っぱ(フレディ)を人の一生に例えた物語。

    「死」を迎えることは不幸なことでもなく終わりというものでもなく、自然の中に溶け込んでいく変化の過程。
    「死」があるからこその生きることの素晴らしさを存分に実感していきたい。
    ・・・と感じた。

    ミュージカルになっているらしいので観てみたい。
    「死」を題材にした絵本。子供にも大人にもお勧めの一冊。

  • 自分が存在する意味。死ぬことの捉え方。
    静かに肯定されていることに、気持ちが平安を見つけられたように思う。
    折に触れて読み返したい。

  • 四季の様子といのちのありようが丁寧に描かれた絵本。
    葉っぱのフレディは命のはかなさと、それゆえの尊さを学びます。
    人のいのちへのアナロジーが素晴らしく描かれた絵本だと思います。

    とりあえず1回さらっと読んだだけの感想ですが、読めば読むほど感じるものがありそうな絵本です。

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