モミの手紙

  • 童話屋
2.73
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 54
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784887470071

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 〝「欲しいのはクリスマスツリ-」と男は言った。わたしは、香りのよいバルサムモミの山を所有している。一本一本はそれは美しく、神々しい。梢は尖塔のように尖り、まるで、幾百の教会が集まっているようだ。「お見せするのはいいですがね。言っときますが、売る気はないですよ」「ざっと1000本、全部で30ドルで」「?!・・・」 わたしは、自慢のバルサムモミの木をまるごと一本絵に描いて、友だちに手紙を送った。「メリ- クリスマス モミの木を一本、同封します」〟自然破壊に抵抗する詩人・ロバ-ト・フロストの物語絵本。

  • クリスマスシーズンだけのために安く売られるのはおかしい。モミの木はもみの木であって、クリスマスツリーではない。

    ここにいることで大事な、たくさんの仕事をしている。生きているからこそ美しく、立派なのだよ。

    文章も絵もすばらしい!

  • 4-88747-007-x 32p 1999.11.21 3刷
    △わかりにくかった 他の方の書評や解説で内容を改めてわかりました

  • 自然を愛することと人間らしさの間

  • 「自然を守ろう」的メッセージ…小さい子には無理だよなぁ。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

Robert Lee Frost, 1874-1963:アメリカの国民的詩人。ニューイングランドの田園世界を舞台に、自然と人間社会の問題に目を向けながら数多くの名作を残したが、生誕地はサンフランシスコ。11歳のときに父親が亡くなり、父方の故郷マサチューセッツ州ローレンスに移住。ローレンス高校時代に詩作を始める。ダートマス・カレッジに進学するが、1学期で退学。エリノア・ホワイトと結婚。祖父の資金援助を受けデリーに農場を購入。高校教師を経て、1912年9月、家族とともに渡英。『少年の心』、『ボストンの北』を相次いでロンドンで出版。エズラ・パウンドと出会う。1915年2月22日に帰国した後、詩人としての評価を得て、詩作に専念。アマースト・カレッジを始めいくつかの大学から招聘され、在留詩人として教鞭をとる。1961年3月26日、J・F・ケネディの大統領就任式典で「即座の贈り物」を朗読。1963年1月29日、ボストンのブリガム病院で88年10ヵ月の生涯を閉じる。詩人の死を悼んで、全米各地で半旗が掲げられた。ピュリツァー賞(詩部門)を4度受賞。代表作、「石垣修理」、「林檎もぎをおえて」、「行かなかった道」、「ある老人の冬の夕べ」、「薪の山」、「大地の方へ」、「雪の夕べ森辺に佇んで」、「金色のままでいられるものは何もない」、「雇い人の死」、「埋葬」、「西に流れる川」などを含め、人口に膾炙した抒情詩や劇的物語詩、対話詩が多数ある。

「2024年 『西に流れる川 ロバート・フロスト詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロバート・フロストの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×