立派な父親になる (小さな学問の書 4)

著者 :
  • 童話屋
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (76ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887470224

感想・レビュー・書評

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  • 250910

  • [ 内容 ]
    男の子ならだれにも生まれながらにして立派な父親になる素質がある。
    立派な父親とは、家族を慈しむ子煩悩な父親だ。
    ウソを憎み、正しく生きる知恵を持ち、礼節を重んじる立派な父親になって、子孫に地球を引き継ごう。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 男らしさで語られる内容は男の理想である
    失敗や挫折,行き詰まりを乗り越えていく際に信じる価値観があると頑張りがきく。易きにながれてしまえば家族を守れない。

  • 今のこの感覚だと、堅苦しい印象を受けるように思った。でも、自分が子供を持つということを真摯に受け止めるという姿勢は、自分が大切にされていた事にも思いが及ぶので・・・こんな完璧にできないよ~と思いつつも心の片隅に会ってほしい本。

  • 現代の父親像は多様化しているが、
    この本における理想の父親像は比較的従来のそれに近い。

    ・礼節を教えよ。
    ・敬愛されよ。(尊敬+愛)
    ・感動を与えよ。

    世の中は変化するものである以上、
    この本に書いてあることを100%信じることは危険だと思う。
    いや、この本に書いてあること自体は正に理想だと思うが、
    現実はその通りにはならないはずであり、
    無理やり実行すると、筆者の思考に反する結果にもなりかねない。

    父親が自分を省みるために、
    時折目を通してみるくらいの付き合い方がベストと考える。

    再度繰り返しになるが、
    内容は父親皆に読んでほしいものだった。

  • 2009.11.18 購入/読了

  •  『世の中の男性がみんなこのような父親だったら、全ての家庭が幸せに満ちあふれているであろう』と思います。

     母親向けの育児書はたくさんありますが、『本来このように父親が立派であったなら、育児書なんて読む必要など無いかもしれない』と思えてきます。男の子を立派な一人前の人間に育てるためには、父親が立派な父親であってくれると、母親は子育てが楽であると言えそうです。

    健全な権威のあたりは、『学校の先生にも当てはまるかも』と思います。

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著者プロフィール

1937年長野県に生れる。1962年東京大学法学部卒業。1968年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。元東京女子大学教授。著書『ユング』(清水書院、1980)『ユング心理学の応用』(みすず書房、1988)『ユングの心理学と日本神話』(名著刊行会、1995)『父性の復権』(中公新書、1996)『主婦の復権』(講談社、1998)『図説ユング』(河出書房新社、1998)『ユング思想の真髄』(朝日新聞社、1998)『フェミニズムの害毒』(草思社、1999)『母性の復権』(中公新書、1999)『母性崩壊』(PHP研究所、1999)『ユング心理学入門 I-III』(PHP研究所、2000)『家族破壊』(徳間書店、2000)ほか。訳書 ウェーバー『政治論集』1(共訳、1982)ユング『タイプ論』(1987)『ヨブへの答え』(1988)『心理療法論』(1989)『個性化とマンダラ』(1991)『連想実験』(1993)『転移の心理学』(共訳、1994、以上みすず書房)『元型論』増補・改訂版(1999)ノイマン『意識の起源史』(全2巻、1984-85、以上紀伊國屋書店)。

「2016年 『転移の心理学【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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