- Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887470347
作品紹介・あらすじ
画家であり版画家の、ほてさん(ほてはまたかしさん)は、くどうなおこさんの大の仲よしです。
「のはらうた」に惚れこんで、のはらみんなの版画を彫りつづけています。
1987年より毎年、12枚の版画で仕上げる「のはらうたカレンダー」がうまれ、その版画が5年分たまるごとに、1冊の本になって生まれたのが「版画 のはらうた」シリーズです。
この第3巻で一番評判のよかった版画は、「ありんこたくじ」の「ひととき」という絵です。
ぜひ見開きでごらんください。このひとコマから、新たなお話が生まれてきそうです。
他には、「けむしじんべえ」の「へんしんのゆめ」や「おたまじゃくしわたる」の「しっぽバイバイ」など、45枚の版画が入っています。
感想・レビュー・書評
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工藤直子さんの愛溢れる詩集。
広場から歌が聞こえてくる。歌っているのはにわとりぴーすけくん、『版画のはらうた』3さつめ!だって。楽しみ♪
この詩集は詩はもちろん間にある工藤直子さんの文もとてもいい。寂しい時のはらみんなはどうするかなという問いにみんなは「…ふりむいてごらん、きっとだれかいる…」いつも誰かがそばにいてくれる、もう寂しくないね。
1番好きな詩はもみじくみこさんの「もみじのワルツ」。詩も可愛いいし版画がとても素敵。紅葉の色がいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「のはら村のみんなは、だれもが詩人です。へびいちのすけくんも、こぶたはなこさんも、こねずみしゅんくんも。さびしがりやのみのむしせつこさんも、ちょっぴりいばりんぼうのかまきりりゅうじくんも、みんな詩を作ります。
のはら村では、川も、池も、雲も、木もうたいます。
どの詩を読んでも、(あ、わたしににている)(ふふ、だれかさんみたい)と、そんな風に思えて、友だちになれそうな気がしてきます。
やさしいきもちになれる詩、ゆうきがわいてくる詩、なんだかたのしくなってくる詩、気に入った詩があったら、声に出して読んでみましょう。もう、あなたものはら村の仲間です。」
(『どの本よもうかな 3・4年生』国土社 の紹介より) -
版画ということで敬遠していたが、味わいがあって良かった。購入する時は、版画シリーズにしようと思う。
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くどう なおこ(作), ほてはま たかし(絵)