リーサの庭の花まつり

  • 童話館出版
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本棚登録 : 127
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887500310

感想・レビュー・書評

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  • 私が一番魅かれたのは「さく・え」を担当するエルサ・ベスコフ(Elsa Beskow)のイラスト。
    彼女の生まれ育ったスウェーデンで見られる花や野菜や草を、優雅な女性(薔薇)、可憐な少女(シェーリンタンド=表紙の黄色い服の女の子)、派手好きな淑女(パンジー)、料理好きの奥さん(赤かぶ)…というように、個性豊かに擬人化している。

    天野喜孝さんの「やさいのようせい」も彼女の作品からインスパイアされたのだろうか?
    しかし私はエルサ自身も、ロートレックとか、サロメの挿画に代表されるビアズリーの作品からインスパイアされたのかな?と思っている。
    特にビアズリーの装飾性の高いデザインや、繊細さと力強さという二律背反性を有する描線、そして人物と余白との構図上の計算は、エルサのイラストでもほぼ同様に見られると思う。しかも、モノトーンの魔術師ビアズリーとは異なり、エルサの場合、淡彩での着色がとても美しく、しかも配色は子細に考慮されている。

    なので、子ども向けの絵本としてのみならず、自宅の本棚に画集と並べて置くのもありえる。

    • しずくさん
      たまどんさん、フォローをありがとう!
      お好きなコミックに『ぼっけもん』を挙げられていて、もしかするとかごっま(鹿児島)の方かと推量しました...
      たまどんさん、フォローをありがとう!
      お好きなコミックに『ぼっけもん』を挙げられていて、もしかするとかごっま(鹿児島)の方かと推量しましたが!?
      私は”ぼっけもん””どん”が即わかるので。
      違ってたらごめんなさい。
      2020/09/08
    • たまどんさん
      しずくさんへ
      残念ながら私は鹿児島にゆかりはありません。鹿児島といえば「かるかん」くらいしか思いつきません(在住の方すみませんm(__)m...
      しずくさんへ
      残念ながら私は鹿児島にゆかりはありません。鹿児島といえば「かるかん」くらいしか思いつきません(在住の方すみませんm(__)m)。
      ぼっけもんは高校生の時に読み、地方在住者が上京するのにあこがれて自分もそうしました。「わが胸の燃ゆる思いにくらぶれば煙はうすし桜島山」を知ったのも、ぼっけもんがきっかけです。
      2020/09/09
  • なんて可愛らしい絵!最初から最後まで、娘は画面に釘づけでした。
    マーガレット、けし、クローバーと花の名前が読まれる度に、娘が絵を追って、妖精を指さしていきます。1つずつ、1つずつ・・・。私の声を追って指さしてくれることが嬉しくて、ちょっとゆっくり読んでみたりして(笑) なんとも、豊かな読み聞かせタイムになりました。
    こういう時間が、娘が高学年になっても持てるなんて、本当に絵本のおかげだなあと思います。

  • シュタイナーの本

  • 花の妖精たちの夏祭りのおはなしです。
    妖精たちの入場、小さな諍い、そして歌のコンクールが始まります。
    なんといっても挿し絵がすばらしい。花たちの衣装がその花の雰囲気にぴったりでいかにも花の妖精というかんじ。
    衣装といい、話の展開といい、オペラを観るような楽しさがあります。
    観客はリーサと私と、あなた。

  • 夏至祭
    ばらの女王・はすの女王
    つぼみの巾着・かぶりもの

  • 夏至の夜、リーサの庭では妖精達の花祭りが、、カンムリソウがかわいい。

  • ベスコフの絵本はとても美しくて以前から興味がありましたが、なかなか手に取る機会がありませんでした。
    なので今回童話館の配本で届いたときは思わず「わぁっ!ベスコフだ!」と声を上げてしまいました。
    擬人化された花々たちがすっごく可愛らしく、特徴をよく捉えています。
    「根っこのこどもたち目をさます」も花々を擬人化している絵本ですが、どちらも植物たちのいのちを感じることができる素敵な絵本です。

  • ベスコフの絵本好きだ

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著者プロフィール

1874~1953年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。6人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく、世界中で、何世代にもわたって愛されている。主な作品に『もりのこびとたち』『ペレのあたらしいふく』(福音館書店)、『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)、『おひさまのたまご』『しりたがりやのちいさな魚のお話』(徳間書店)などがある。

「2021年 『ロサリンドとこじか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エルサ・ベスコフの作品

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