- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887591233
感想・レビュー・書評
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大袈裟なお世辞を言われてしまったり、答えたくないことを聞かれた場合は「ええ」「まあ」などと言ったり、微笑む。どうせ大したことを話しているわけではないので自然に話題が流れる。これ好きだなあ。読んでいて普通におもしろいし、丸ごと真似するとちょっとおかしなことになりそうだけど、根底にあるのは自己肯定、相手の肯定、敬意なのでためになる。
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4-88759-123-3
C0095¥1200E
お嬢さまことば 速修講座
2000年12月25日 第1刷
2003年1月15日 第10刷
監修:加藤ゑみ子(かとう えみこ)
発行所:株式会社ディスカヴァートゥエンティワン -
恐れ入りますを もっとつかう( ¨̮ )
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生まれや育ちに関わらず、お嬢さまとしての振る舞いを身に着ける指南書
所々「ひょっとしてギャグで言っているのか?」と突っ込みたくなるところもあるけれども、概ねそれらしい事が書かれてある
大学の時の研究室の書棚になぜかあって、最初のところだけ読んで「へぇ~」って思ってたのと、最近ネットで新装版を目にしたので読んでみた
ざっくりまとめると
「恐れ入ります」とか接頭語の「お」とか「存じます」をいい感じに使い
ゆっくりと話せばオフィシャルな場ではそれっぽく見える
若干カジュアルな関係では語尾に「こと」「て」「の」を使ってもよい
皇室の記者会見をイメージすると一番近い感じなのだろうなぁ
でも後半で書かれてあるけど、そもそも上品とは何か?という本質については内面の心がけ次第
表面上ははいくらでも取り繕えるし、それを続けることで本当のお嬢さまになれるということかね -
Twitterでバズっていたので気になって買ってみました。
ネタ本かなと思っていたけど結構しっかり即席お嬢様になれそうな気がしました。笑(お嬢様は、笑とか使わなくってよ)
「恐れ入ります」「ごめんあそばせ」「ごきげんよう」くらいならすぐに取り入れられそうです。
お店ですみませ〜んと言わないようにするのはこのご時世なかなか難易度が高いかと存じますが。。
わたくしがお嬢様ことばを使うと偉そうに聞こえないかがとても心配でございます。
と、ネタ感はすごいですが、お嬢様ことばを使えるようになることは表のテーマですが、裏テーマとして、綺麗なことばを正しく使うことで内面や外見も美しく気品に満ちた人間になること、かなと思いました。
解説とあとがきに、ことばに関するとても大切なことが書かれています。真面目です。 -
お嬢さまことば速修講座 読了。
悪役令嬢ものを嗜む方は是非お読みになるべきでしてよ。
ただ、実用書として見ると、
「これってちょっと目上の人とプライベートにお喋りするときの日常語じゃね?」
くらいで物足りない。 -
現況;
いわゆる「若い世代が敬語をつかわなくなった」問題は、最初われわれの世代が就職しだしたころから始まっております。当時はたらいていた会社の社長にそれを指摘されました。以降、自己流ではございますが、わたくしなりに敬語を意識的につかうように努力をしてまいりました。
ですが、やはり子供のころから躾けられないと、なかなか難しいものと実感しております。
気づき;
いま、集中的に加藤ゑみこ先生の本をよませていただいておりますが、この本は残念ながらあまり感心できません。
★1、先述の「若い世代が敬語をつかわなくなった」問題も、もはや古くからあるトピックとなっております。今はちゃんとした敬語(とくに謙譲語)がきちんとつかえれば、それだけできちんとした方と、評価していただけると思われます。
逆に、そういうことのできない方が、「ことのて」言葉などを使ったりすれば失笑をかうことは目に見えております。なぜ中途半端にそのようなことをお勧めになるのか、理解不能です。
★2、これをかいているゴーストライターの方も、わたくしと同じようなお考えなのでしょうか。文章が皮肉っぽいのも気になります。おかしいとお思いならばそのような仕事はご遠慮なさればよろしいようなものですが。そうはできないのが浮世の義理というものなのでしょうか。
ポジティブな評価としては;
☆「ございます」は立場の上の方に下の者がもうしあげる「執事の言葉」であるとか。そういう領域もあるのだな、と勉強になりました。
☆「ことのて」言葉ですが、これらは疑問詞の「か」によって言い換え可能。「ことのて」自体は「丁寧語」ではない、ということがわかりました。参考になりました
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最初はツッコミどころが多くて面白かったけど、最後まで読むと奥がふかいかも。
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「お嬢さまことば」とありますが、フォーマルな場などでのきちんとしたものの言い方の手本として役立つ1冊です。本書を笑いながら読むだけで、お上品な言葉遣いと気品が自然に身についてしまうことでしょう。
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期待していたほどは面白くなかった。忙しい日常の中、(わずかながらの)気品を保つためにもできるところは取り入れて、余裕のある女性を目指そう。
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題名通り、お嬢様が使うべき言葉もりだくさん。
なるほど、と思う所もありますし
目上の肩に使えそうなものも。
こういう時はこう言えば、というのも分かりますし
逆に使われた立場から見ると、交わされた、と
分かる部分も。
解説の文章も、そちらの言葉なので
読むだけでも理解ができるかと。
ただ、本気で使おうと思うならば
かなり熟読して身につけないと無理です。 -
×すみません
恐れ入ります
申し訳ございません
失礼いたしました
ありがとう
さようでございますか
ええ、はいを2回重ねない
ごきげんよう、ごめんあそばせ
沈黙と微笑み
よく考えておきますわ
1相手を高める
2自分を落とさない
3ふさわしい内容
4常に平静
5自信をもって使う
健全な自己肯定
人の良さに目を向け、
自分の言うことが相手にどのように伝わるか相手の気持ちを思いやる -
様々な場面での「お嬢さま」としての言葉遣いを教えてくれるこの本。
社会に出てからいざ「敬語を覚えよう!」と思ってもなかなか難しいものです。「ごっこ遊び」から楽しく覚えるには最適な本です。どうか丸一日お嬢さまになりきって過ごしてみてください。
…「お嬢さまらしい悪口」まで教えてくださるのですが、それは使う機会がないように、わたくし願っておりますの。 -
たいへん面白うございましたわ。
ネタとしてお読みになるのが、よろしくってよ。 -
自分の人生の中で、明確に「役に立った」と言える本。主に就活の際の面接の前に読み、自然と言葉遣いが正された。同時に、なぜか気持ちと姿勢も正された。「恐れ入ります」は今でも意識して使います。
「何故、その言い方なのか」から考えさせられるため、自然と言葉遣いが良くなります。
「お嬢様は、そのような所には参りません。」が、一番衝撃的(笑) -
こういう話し方をされる方に、未だついぞお目にかかったことがないので断言はできませんが、実在されるのでしょうか。「恐れ入ります」や「ごめんあそばせ」は耳にしますが、「ことのて」は本気でおっしゃっている方にはお会いしておりません。
というくらい、現実的ではない言葉遣いなのですが、でもやっぱり美しいです。ゆっくり喋った方がそれらしい、というのも納得。肯定ははっきりと、否定は曖昧と、というのも深く頷けます。
また、本の中にあるように「キャリアウーマン」風に自分を見せたいのであれば、「お嬢様」の反対をすれば良い。早口で、簡潔に、結論から話し、反応は素早く断定的に、否定は明確に。つまり、キャリアウーマンであろうとお嬢様であろうと、有能であることには変わりはないので、この本に書かれていることというのは他の分野にも充分通ずるものなのでは?と思います。
後半にある、曖昧にひとを貶す言葉、というのが京ことばのそれに似ていて、くすりとしてしまいました。 -
このご本をお読みになって、お嬢様におなりなるのもよろしくってよ?
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なんとなく買ってみた本。
言葉遣いは大事だなーと思っていたから、ちょっとは参考になるかなー?と思いますw
特に「すみません」の項目は実践できるかも。
でも、「ことのて」や「あそばせ」などは使えないなあw
少しずつ取り入れてお嬢様(偽)になるのも面白いかもしれないね。
美しい言葉遣いを目指す方は一読の価値はあるのではなくて?w