もし部下がうつになったら (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 95
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595415

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りの本です。上司もうつの部下の許可を受けて上司自身が主治医に話を聞きに行く、というのは大事なアドバイスかもしれない。とはいえ、うつの原因がその上司だったとしたら元も子もないんだけども。

  • うつへの対応について知りたくて読書。

    うつ病への対処、対応について分かりやすくまとめられている。自分がうつになったときにも役に立つと思う。

    部下、家族、友人がうつ病、または、多少行動に異常を感じたら、早急に現実的な支援をしてあげることが重要といえる。そのためには周りの人へ関心を配る意識を持ち続けること。メンタルヘルス障害は大小はあっても誰でも起こりえることだと知ること。そして、素人が治療しようなんて考えないこと。この3つを認識することだと思う。

    本当にうつ病になるなる人は、通院を拒むことが多く、発見も遅れる。そして、偽うつ、偽装うつと言われる人は、外へ外へ原因を見つけようとするため、攻撃性が強く、医師の診断は難色を示すが、薬のみ飲みたがる傾向もみられるという。

    厄介なのは、この偽うつと本当のうつ病の中間くらいにありそうな新型うつと呼ばれる病気が増えていることだ。今後、日本社会は対応を迫られると思う。

    本書は、メンタルヘルスマネジメント検定の復習となる。カウンセリングの重要性を再認識するとともに、もっとカウンセラーを増やすことが必要だと感想を持つ。

    本書はロサンゼルスのブックオフで購入しています。

    読書時間:約25分

    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      新型うつは、最近、確認され始めている病気です。今年4月にNHKでも取り上げられています。
      htt...
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      新型うつは、最近、確認され始めている病気です。今年4月にNHKでも取り上げられています。
      http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0429/
      仮病?怠け?との境界が難しい病気のようです。
      2012/09/24
    • だいさん
      コメントの書き方があいまいでしたね(^^)
      ①研究が進んで、新しい名前(疾患名)となる病気
      ②症状が確定せず、新しい名前を付ける病気
      ...
      コメントの書き方があいまいでしたね(^^)
      ①研究が進んで、新しい名前(疾患名)となる病気
      ②症状が確定せず、新しい名前を付ける病気
      後者の②のような気がしました。医師のバイアスとマスコミの営利が絡むと、良いことばかりはないと思っています。
      2012/09/29
    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      そうですね、発症原因が大きく異なるので、難しいところでしょうね。世代が上がるほどに理解に苦しむと...
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      そうですね、発症原因が大きく異なるので、難しいところでしょうね。世代が上がるほどに理解に苦しむと思われます。
      2012/10/01
  • ストレス社会をサーフするヒントが書かれている。

  • 10/18

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著者プロフィール

医学博士、筑波大学医学医療系教授

「2017年 『クラッシャー上司』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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