- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595569
作品紹介・あらすじ
<進学塾に通った子どもの九割は悪影響を受けている! >
中学受験熱が高まるなか、大手の難関校受験対策を売り物にした塾に通うことによって、多くの子どもが「勉強ができなくなる」「伸びる可能性をつぶしてしまう」「精神を病む」「人間形成を阻害される」など、さまざまな悪影響を受けています。学校の勉強ができていないのに、進学塾に通わせれば難関校に合格できるというのはまったくの幻想です。
17年の指導歴を持ち、進学塾を知り尽くした著者が「進学塾の裏側」から、「家庭で子どもを伸ばす方法」まで、目からウロコの中学受験の真実を伝える一冊です。
感想・レビュー・書評
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進学塾→エム・アクセス(M.access)
思考力算数練習帳シリーズ
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趣旨には概ね賛同するが、現実問題としては、中学受験を考える場合、進学塾を利用せざるを得ないのではないかと思う。(進学塾を使わないという)わざわざ不利な選択肢を選ぶのではなく、(限界を認識しつつ)うまく活用することがポイントと思われる。
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進学塾不要論というより家庭教育復権論に近い。団塊世代、戦後民主主義教育の鬼っ子たちが今日の教育現場崩壊の主役であるということをちゃんと言っているところは良し。ただ、認知工学というのはいかにも胡散臭い。古いことを新しく言おうとするにはもうちょっと芸?が要る。
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進学塾に通っていたけど成績が伸びなかった、かえって悪くなった、という話はなかなか耳に入ってきません。
子供たちは必死に頑張っているのに、その努力が報いられないようでは気の毒でなりません。
全ての塾がこの本の内容どおりとは言わないでも、そこそこ該当するのかもしれないと思ってしまいます。
やや極端かも、と感じる面もありましたが、一読の価値ありかもしれません。